どちらかというと、組手の成績の方が良い息子ですが、昨年の東京都の大会では形でベスト8に入っています。
今年は１つでも多く勝ち上がってくれたらという願いで落ち着きません。
まず、午前中は形競技です。
12面用意された各コートの準備が整い一斉に開始されまました。
息子の出番はかなり後なのですが、この学年はどのくらいレベルが上がったのか確認していました。
そんななか、一人非常にキレがありキレイな形をうつ子がいます。
息子と同じ山にいます。「これはマズイ....
」と思っているうちに、息子の出番となりました。どんな大会でも、一試合目は見ている方も緊張します。
始まってすぐ
「ん？なんだ？いつもと違う....」
冷や汗が出てきました。
腰の高さ、キレ、力強さ、間の取り方が、練習の時より悪い......
とりあえず、一試合目は勝ちました。
「初戦だから緊張しているのかな？」
と思いつつ、2回戦目が回ってきました。
相手は幼児の頃からよく当たっていた選手で、一度も勝った事がない相手です。
久しぶりの直接対決だったので、この試合も楽しみにしていました。
結果、勝ちました
初めて、勝ちました
この結果は素直に喜びました。
しかし、三回戦目、うまいと思っていた選手とあたり、負けました。
完敗です！
親子共々気持ちを切り替えて、午後の組手に頑張ろうと話しました。
本人も組手が好きなので、「やってくれるのでは？」と期待していました。
しかし、初戦敗退です。しかもストレート負けです！
子供にプレッシャーを与えているつもりはありませんが、親である私が期待しすぎたのか、熱くなりすぎたのか.....
子供に対して、優しい言葉をかける余裕もなく、帰路につきました。
一緒に帰った親御さんを自宅に送った際に、
「また、明日からがんばろうな！」
と息子に声をかけていただきました。
その一言に息子も、余裕がなかった私も、救われました。
これから、大事な試合が続きます。
明日から、また頑張りたいと思います。
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