楽しい夏休みも終わり、再び始まった日常
気づいたら一週間も経ってしまったけど、
ここで旅の終わりの話を少し。
勢いで向かった京都
着いてみると、次の日は
あの有名な五山の送り火でした。
お盆の京都っていうのは、
やっぱり何か違う気がする
お寺もたくさんあるし、
ましてやお盆だし、
ご先祖サマも、この世に残した大切な人の顔を見に
帰ってきてるんだろうな、きっと
ハムラはお寺とか遺跡でじっとしてるのが好きです
歴史の重みを感じる
・・・っていうほど大したものじゃないけど
なんだかココロが穏やかになって
何時間でもいられる
今回は、三十三間堂というお寺を出発点に
いろいろ回って、
実相院というお寺に腰を落ち着けることに。
この実相院は、
「床みどり」というので有名なお寺。
庭の鮮やかな緑が、
ぴかぴかに磨き上げられた床に映って
床の色を緑色に染め上げる。
それはぜひ見てみたいでしょ
実際行ってみると、
庭の緑は本当に、油絵の具をのせたかのように鮮やか
しとしと雨が降っていて
「床みどり」自体はベストの状態じゃなかったけど、
静かな雨に打たれる庭園も
それはそれで風流、風流
いとをかしって感じね
この庭に面した廊下に座り込み、
緑に吸い込まれそうになりながら
いろんなころをぼんやりと考えて過ごしました。
それから、木屋町に移動して軽く夕食
大好きな生麩と串揚げをいただきながら
カウンターで隣に座った浴衣のお姉さんと
店員の女の子に
五山の送り火スポットを教えてもらう
関係ないけど、この二人がいわゆる「京美人」。
色が白くてなんとなく上品。
ゆったりとした京都弁、でもしっかりとした芯を持ってる感じで
超・ハムラ好みでした
さて、いよいよ送り火を見に、今出川へ。
出町柳の駅に向かって、鴨川にかかる橋を渡る。
この橋が、有名な大文字と
他に二つくらいの文字がキレイに見られる
ベストスポットらしい。
送り火っていうのは、
お盆で帰ってきたご先祖サマを
再び送り出すためのもの。
橋は人でごった返してたけど
遠くの山に浮かび上がる「大」の字は
想像した以上に美しくて
ちょっと、泣きそうになりました
「おじいちゃあん(´_`。)」
なんだか、死んだおじいちゃんが
帰ってきてたような気がして。
おじいちゃん、全然京都と縁ないけど(^^;)
こんなふうにして、
ハムラの旅は終わりました
休み明け、職場の人たちにまず言われたこと。
「なんか顔がちがう!すっきりしてるね」
そりゃあね(^_^)v
こういう時間があるから、また頑張れるんだ