一番、やわらかくて
一番、鋭くて
一番、強くて
一番、もろくて
一番、繊細で
一番、大きくて
一番、大切なもの。
ココロ。
やるべきこと。
自分の立場。
目的。
意識。
わかってる。
そんなの全部、わかってる。
そうじゃなくて、
私が守りたかったのは、
大切な仲間の
心。
それだけだ。
何が良くて
何が悪くて
そんなことはわかってる。
けどやっぱり
ひとつの心の棘が
言葉のナイフとなって
大切な
まっすぐで一生懸命な
あったかい心を
ぐっさりと刺した
そんなのを目の前にしたら
悲しみを感じずにはいられないよ
すべては
小さなことの積み重ね
私の判断は正しかった
そのときも
今も
本当にそう思う
けどね
一日支えあった
大切な仲間たちは
心の中で
たくさんの涙を流していたと思うんだ
心の中で泣きながら
怒りと涙をこらえながら
一生懸命笑っていたと思うんだ
怒りは感じなかった
ただ、悲しかった
けど、隣で仲間が笑うから
涙は全部、
心の中に飲み込んだ
こんなのきっと
よくあること
これからだって
よくあること
ただ
「勉強になった」と終らせてしまう前に
ほんのちょっと
ひとりごと
・・・・・・
私に足りないものは
強さだという
強さ
それは、自信
私には自信なんて持てない
そんなの簡単に持てるほど
私は自分に価値を見出せない
そう思ってた
でも、そうじゃない
自信というのは、
自分を高く評価するということではなく
自分の意志をしっかりもつこと
自分の想いに信念をもつこと
強くなろう
私の大切にしたいもの
本当の意味で守れるように