ハム小説【第2話】

テーマ:

何時間も歩いてやっとの事で森を抜ける。


ボン「やっと抜けた!」


俺はその場に崩れ落ちる。


空には満点の星空


いつの間にか夜になっていた。


ボン「今日は野宿か…」


俺はため息を付く。


鞄をおろし、鞄の中から寝袋を出す。


まだ暖かいとはいえ、夜は肌寒い。


鞄に入れていた母さん手作りよ暖かいセーターを取り出すと着る。


他にひまわりの種とそばの実数粒と水の入った入れ物を取り出す。


街に着くまでは節約しなければ…


そう考えながらひまわりの種とそばの実を食べる。


しかし物足りない。


いつもは大皿にたくさん乗ったひまわりの種とそばの実を食べていたからだ。


もっと食べたい欲にかられるが街に着くまでは我慢しなければ…


仕方ない…寝るか…


それは即座に寝袋に入る。


しかしすぐに寝れるわけもない。


お腹がぐーと鳴る。


ボン「腹減った…」


空の星がひまわりの種に見えてくる…


あんなたくさんのひまわりの種食べたらお腹ぱんぱんだろうな…


旅なんか憧れなきゃ今頃腹いっぱいのひまわりの種やそばの実が食べれたのだろうか…


俺はすぐさま首を振る。


俺は世界を見て回りながら黄金のひまわりの種を探すんだ!


俺は寝袋を顔まであげると無理矢理眠りについた。






目を覚ますといつの間にか日が昇っていた。


ボン「朝…」


俺はもう一度寝ようとするがすぐに起き上がる。


ここは家ではない。俺は旅に出てるんだ!


俺は急いで寝袋を仕舞うと数粒のひまわりの種を食べて出発する。


今日こそ街につかなければ…


何時間も歩くが歩いても歩いても街何処から動物1匹も出会わない。


なんでだろう?と考えていると先に大きな建物が見える。


やっと街だ!そう思い走る。


タッタッタッと走って、建物の目の前まで着く。


街ではないが大きな城のようだ。


入り口にはこの城を守るであろう兵隊が立っていた。


兵隊は俺に気づいたのか「何奴だ」と言う。


ボン「俺は…」


そこまで言って、目の前が暗くなる。






目が覚めると白い物が目につく。


それが天井だと気付くのに数秒かかった。


どうも何処かの一室のようだ。


?「あら、目が覚めたかしら」


声が聞こえ、声のした方を見ると花と草や野菜や果物で作られたのであろう服を着たハムスターが俺の方に来る。


ボン「誰?」


ロココ「あたちはブルーサファイアのロココ。ここの主人よ」


ボン「え?お姫様?」


ロココ「あなたから見たらね」


ロココと言う女の子はくすくす笑う。


ボン「俺はなんで…」


ロココ「あたちの城の前で倒れたのよ」


ボン「そうだ!俺は…」


俺はそこまで言って、いい匂いがするのに気づく。


その匂いが彼女…ロココからしていた。


俺はいつの間にかベッドからおりると彼女に近付いていた。


ロココ「どうしたの?」


彼女はそう言うけど俺は全く聞いていなかった。


そして俺は無意識に彼女の服の花や草、野菜や果物を食べていく。


ロココ「きゃあ!」


彼女の叫び声が聞こえるがそんなのお構い無しだ。


結局俺は彼女の服を全部食べきるまで止まらなかった。


ロココ「あなたなんか嫌いよ!誰か誰か!この者をすぐに城から追い出して!」


彼女の声で兵隊が来て俺を掴みそのままつれていき、外に捨てられる。


俺は「もっと食べたかったな…」と小さく呟く。


俺は投げ出された荷物を持ってその場を後にした。





















































end




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回出させて頂いた子は飼い主Hさん宅のサファイアブルーのロココちゃんです。


ありがとうございました。


もしかしたらまだ登場するかもなのでお楽しみに。