ゲドの影との戦い
内なる世界と現実の世界との均衡
2巻目はまさに地下の強大な世界に入り込む
地下の強大な世界というのは
時にマグマや岩盤 果てなく暗い世界であり
また 黄泉よみの世界とも また 無意識の世界とも捉えることもできるだろうか
その２つの世界と現実の世界を要石が守っている
（すずめの戸締り）を観て そんなことを思った
宮崎県の神話の世界も彷彿とさせていた
（実はハムミンは石巻に東日本大震災後しばらく滞在した過去がある
家庭を飛び出して
いや
離婚も考えていた時があり
生き直したいともがいた時期と東日本大震災が重なっていた
あの揺れの中
このままハムミンの人生は終わっていいんだろうか
そう激しく思っていたあの頃）
話を戻そう
石というと釣石神社が忘れられない
あの大震災を耐えた石
落ちそうで落ちない巨石を祀っている
栃木県那須には殺傷石が割れたと以前騒がれたことが
那須は好きな場所
マグマが眠る地下深くから硫黄の強いガスが命を殺すと言われるあの地にある殺傷石伝説
均衡を守る要石は古来から今に受け継がれている？
（果てしない物語）
ハムミン 数年前 ほとんどの本を処分してしまったのだが
（太宰治 夏目漱石はほぼ 評論まで読みまくっていた過去もあります🐹）
なんと 夫がこの本を処分の中から取っておいてくれていたのに先日気づいて驚いた🫢
ゲド戦記は処分してしまったけど
果てしない物語はハムミンの元に帰って来た！！
果てしない物語は
必要な人に届く不思議な物語なのだ！！
まさに物語にあるまんま
帰って来た⁈
この世界の均衡
果てしない物語にも通じる均衡
石巻にはいろんな思いがある
それはハムミンの人生を変えた
塾で働き 仮設の方々と共に過ごした
塾では幼児さんから高校生まで教えた
高校は震災時 遺体安置所にもなっていた
それはいつか記事にするのだろうか？
大事なことほど 記事に書けないものだ
ただ
石巻でハムミン 幽霊と出会った
あまりにリアルで人間と間違えて挨拶しようと思ったことが
またまた 結局のところ
石巻から戻り
ハムミンはある意味病んだのかもしれない
石巻で 実は 朝 布団の中にいると 日々誰かがやって来るのだ
そして 石巻から戻ったハムミンにも
誰かがやって来ていた
玄関に誰かが来ている
何度も玄関を確かめた
鈴の音が聞こえる
誰もいない部屋からいるが如く音が聞こえる
病んでいたとも言える
また 死者の世界に引きずられていたのかもしれない
石巻 女川
いろんなことがあった
仮設住宅の玄関先に石が積まれたお宅もあった
賽の河原というのがある
亡き子が石を積んでいる あの世とこの世の世界の入り口
いろいろあって記事には書けない
ただ
石巻から岩手の中尊寺へ出かけた時
中尊寺の大仏の前で涙がとめどもなく流れた
今 中尊寺の大仏展が上野で来ている
パンフレットをもらって来て早くも数ヶ月
もうじき期間が終わる
来週行ってみようか、、
新年度
ハムミン 来週から仕事が始まる
とある公立中学で授業の補助に入る
ナビでその中学を下見に行って来た
偶然にもハムミンのピアノの先生の奥様もその中学で補助に入っていて
情報も入手できた
希望にもえたピカピカの新中一年生
今年は桜が例年より遅いから入学式に間に合うかな？
人生還暦を周ったおばちゃんハムミンに
どんな出会いが待っているのだろうか？
ピアノは来月下旬本番が🎹
バラード1番を4ヶ月半で本番に持って行っちゃうチャレンジャーハムミン 大丈夫⁈
バラード1番
頑張ろ
今日３回目のレッスンだ
前回の初フル動画の時より遥かに今は良くなってる
ピアノを弾くと桃の開花と共に鳥が元気にさえずり
窓を開けると桃と菜の花の甘い香りが
ああ この桃の木
もうダメかなあ
早くも３２年
ずさんなほったらかしの庭にもはや限界が、、
ゴジラのような木の質感、、
庭も草が至るところに
手前の木 植えたのではなく 自然に出て来た木
花も木も ３2年の時の中 いろんな命が芽生える
どれもこれも管理が悪すぎて
ああ いつもながら
またまたジャングルになりそうな？
ピアノ弾くなら草取りな
絶対ご近所さんに思われてる💦
ホットヨガやるなら草取りな
だね💦
人間は近年バースコントロールできる術を身につけたけど
人間以外はほったらかしで自然に命がそこかしこ生まれ
あらゆる命が芽吹く春
ハムミンにも春本番がやって来た
果てしない物語とともに
要石
万物は均衡を保たれ
いやいや
ハムミンの現実と内的世界も均衡が保たれないと、、
光が濃ければ闇もまたそれだけ深くなり
要石はやはり人にも必要で
闇に捕らえられ身動きができない時も
光の眩しさに目が眩む時も
均衡をなんとか保ち
心の豊かさ フレキシビリティーと
立ち止まる静けさと共に
物語や音楽 芸術 宗教
光と影
人生
世界
果てしない物語は 果てしなくあらゆる世界を切り結ぶ要石となりうる🔑
そんな大事な果てしない物語が期せずしていつのまにか戻って来てくれた
心の中の深奥と現実の世界を
均衡をとりながら
豊かに
深淵と奥義さえ垣間見るような世界が広がっていた一冊
この春
戻って来てくれたよ