北区飛鳥山公園に花見ついでに渋沢栄一資料館を見に行った。さくらはすでに葉桜になっていた。午前中の雨で土は濡れていたがそれもまた風情であった。渋沢栄一の資料館のうち晩香盧(洋風茶室)は幼い頃、住むには小さいし洋風リビングだけの建築物の有り様が不思議だと思っていた。それは渋沢栄一が77歳(喜寿)を祝い現•清水建設より贈られたものである事を知った。さらに青淵文庫は80歳で子爵に昇格したお祝いに竜門社から書庫として進呈されたもので、どちらも友人やお客を接待する為に使用されてた建築物らしい。どちらも国指定重要文化財に指定されている。飛鳥山のさくらはかつて古墳があった丘の上になだらかに、おだやかに植えられたゆったりした派手さは無いがゆったりしたいいさくらだ!今日は金曜日、明日、明後日はきっと賑やかな事であろう。