どうも、はむばねです。

今度こそ『君の名は。』の感想です。

どうもでいいですけど、今回も映画館の入ってる建物内での迷子率200%でした(行きで迷って帰りでも迷った)。

 

さて。

本作、ネタバレで云々なる作品かというと微妙な気もしなくはないのですが、個人的にこれはネタバレ一切無しで見た方が楽しめるな、と思ったためネタバレは完全排除の方向で書きます。

結果、めっちゃふわっとした感想となることをご容赦ください。

大体いつもと同じような気もしますが。

なんか、シンゴジの時も同じこと書いた気がすんな!

 

あ、流石にこれは大体知れ渡っていると思うので「入れ替わりモノ」であることは既知のものとしてます。

 

 

えー、まずこないだ書いた通り本作の前に新海監督の別作品をちょろっとだけ観たわけなんですけども。

『言の葉の庭』とか『秒速5センチメートル』とかを観た時は、「あ、これ雰囲気を楽しむやつなんだな」って思ったんです。

確かに映像の綺麗さとか、音楽のマッチ具合とか、あと全体的な間とか。

そういうのが、素人目にもわかるくらい凄かった。

でも正直、私の中でそういう部分への評価点ってほとんどないんですよね。

「へー」で終わる感じ。

完全に余談になりますが、だから私は画集とかフィギュアとかも全然興味ないんですよね。

造形じゃなくて、それが織り成すストーリーに興味の大半が割かれてるので。

なのでぶっちゃけ、ハンターハンターもラフでいいから載せてほしいと思ってる。

 

閑話休題。

もちろん先述の作品のストーリーがダメというわけではありませんが、やはり雰囲気重視でフワッとしているというか、ぶっちゃけていうとストーリーだけ抜き出すとなんてこと無さすぎるお話だと思うんですよね。

無論そういうのが好きな方も沢山いるのでしょうけれど、精神年齢がアレな私的にはもっと露骨なドラマというか、盛り上がりが欲しいと感じてしまったのです。

 

そういう意味で、本作は私にも凄くマッチしている作品でした。

最初はね、これもなんかこうフワッとしたお話かと思ったんですよ。

男女が入れ替わって、トラブルに見舞われつつも徐々にお互い惹かれ合ってく的な。

もちろん、そういう側面もあります。

というか、それがかなりメインストリーム。

ただそれだけじゃなくて、随所に笑いどころもあるし、仕掛けも用意されてるし、わかりやすい盛り上がりポイントもあるし、(ある意味)努力友情勝利もある。

エンターテイメント。

実にエンターテイメントでした。

個人的には、このくらいキャッチーな方が取っ付きやすくっていいですね。

なんというか、二時間ずっと楽しい気持ちでいられました。

 

ただ、正直雰囲気で細かいとこをだいぶ流してる感はありますよね。

私はそういうとこは何も考えず観る派なので特に気になりませんでしたが、細かいとこが気になる人にはちょっと向かないかも。

ぶっちゃけ、冷静に振り返ってみたらほぼ徹頭徹尾「何が」起こってるのかはよくわかるけど「なぜ」起こってるのかはあんまわかってない気がする。

あと、たぶんツッコミ所も割と多い。

特に結構メインとなる仕掛けの部分が、「えぇ……? それは流石に気付かへん……?」と私ですら思わないでもなかったです。

この辺りは、小説の方を読んだら補完出来るんですかね?

 

とまれ。

それらを吹き飛ばすパゥワーがあったのは間違いなく事実。

特に、映像美が凄いです。

先述の通りそういうのにほぼ興味が私ですらも「おへー、すげー」と思うくらいに綺麗でした。

これは、映画館のスクリーンで観たからというのも大きいかもですが。

全体的にずっと綺麗なんですが、特に要所要所の気合いの入りっぷりがヤバい。

作画に関して何ら知識を持たない私は何がどう凄いのかビタイチわからなかったけども、それでもなんか「ヤバい」というのはビンビンに伝わってきました。

とにかく物凄い熱量を感じた。

それだけでちょっと感動してしまったレベル。

 

あと、音楽。

RADの曲が凄く良かった(小並感)。

正直そこまで気を割けなかったんで歌詞とか全然認識出来なかったんですが、それでも最高に映像とマッチしてることだけは伝わってきました。

これまた技術的な事に関しては一切わかりませんが、とにかく感情が昂ぶります。

間違いなく、この曲あってのこの作品。

作中の一要素に留まらず、根底と混ざり合ってこの作品を更なる高みへと押し上げていると感じましたね。

なんかもう、感情的すぎて自分でも何言ってんのかよくわかりませんけども。

元々RAD結構好きだったんですけども、たぶん初めて「RADすげぇ」って心から思った。

この組み合わせは奇跡の産物なんじゃないかと思ったくらい。

 

総じて。

「物語」としては少々疑問を感じる部分もありましたが、それを吹き飛ばす程の力を持った「映像エンターテイメント」としての傑作だったと思います。

そっち系に興味のない私でさえもそう思ったし、引きこまれた。

そして物凄い疾走感で、そのままラストまでグイグイ引っ張られました。

ラストの展開も、個人的にはベリーグッド。

面白かったです!