どうも、はむばねです。
記事の整理してたら、書きかけの感想見つけたので投稿。
書いてた時は1巻読了後でしたが、最終巻(14巻(短篇集)除く)まで読んだのでそこまでの感想も合わせて。
なお、最終巻は羽田行きの飛行機の中で、幼女とお母さんが座る隣で読みました。

今回は、最終巻までのネタバレ注意。

ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
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「まったく、小学生は最高だぜ!!」でお馴染みのロウきゅーぶ!
しかし散々言われている通り、別段ロリ小説ではありません。
ちゃんとしたスポーツものです。
小学生を愛でる要素はそれなりにありますけども。

しかしバスケのルールとかにほとんど触れられてないんですが、そのくらいはもう知ってる前提ってことなんですかね。
確かに野球のルールいちいち説明したりしないし、バスケもルールが認知されてる前提でいいくらいのメジャースポーツになったということか。
まぁ私も、一通りのルールは知ってますしね。
主にスラムダンクとDEAR BOYSのおかげで。
みんな、バスケットカウントワンスローはスラムダンクで覚えたよね!
なお、センターとポイントガード以外のポジションの役割はよくわかっていない模様。

閑話休題。
主人公がコーチで、女子小学生がバスケする小説です。
……というところまでは知ってたんですが、思ったより主人公の内面描写も多いんですね。
確かにケガしたわけでもなし、さりとてどうすることができるわけでもなし、葛藤どころですね。

……というところまでが1巻の感想。
で、最終巻まで読んで思ったことなんですけどね。
あれ、意外とバスケしてなくね?

1巻:VS男バス。実際にバスケするまでがなげーけど、まぁ1冊通してバスケ。
2巻:VS6-D。合宿ではバスケ以外のシーンの方が目立つ気がしないでもないけど、まぁ1冊通してバスケ。竹中デレる。
3巻:VS葵。水着回。アイリーン微覚醒回で最後の方はちょっとバスケしてるけど、基本プール。
4巻:VS硯谷女学園。合宿は相変わらず半分以上バスケ以外のシーンだけど、まぁ1冊通してバスケ。
5巻:VSゲッタン(?)。ただしトライアスロン勝負。水着回(海)。バスケ? ちょっとだけ練習もしてるよ。
6巻:短篇集。バスケ? に、日常系短篇集やから……(震え声
7巻:VS竜一さん。すばるんのバスケ回。
8巻:VS5年生。序盤と終盤は割とバスケしてる。あとはお誕生日会。竹中だいぶデレる。
9巻:VSスペード少佐とハートウーマン軍曹。修学旅行回だからバスケしないもん! いや、最後はちょっとだけバスケ勝負してましたしおすし。
10巻:短篇集。バスケットボールも出てくるよ!(バスケをするとは言っていない)
11巻:VS5年生その2……かな? メインは。アイリーン超覚醒回。VS硯谷女学園(5年)もあるし、割とバスケしてる。
12巻:VS硯谷女学園。半分くらいバスケしてる。後半からはラストゲーム。竹中完堕ち。
13巻:VS硯谷女学園。ストーリーとしては最終回。1冊通してバスケ。

体感的には、バスケしてない時の方が多い印象。
まぁ、短篇集2回挟んでるしな……。
いや、別にバスケ(だけ)を求めてる読んでるわけじゃないんでいいんですけど。
でも、個人的にはバスケしてる時の方が好きです。

それにしても、もっかん以外素人状態から1年で全国レベル(仮)とか、すばるんの育成スキルは異常。
安西先生ってレベルじゃねーぞ!
#いや、そもそも安西先生って桜木花道以外全く育成してねー気がするけど。
アイリーンの超覚醒はともかく、他はこれ紛うことなきすばるんの育成の賜物やろ。
あと、小学生及びその関係者に好かれるスキルも異常。
ここだけは1巻から徹頭徹尾変わらなかったな。
むしろ後半の巻になるにつれて加速した感も。
もう普通にハーレム構築すればいいんじゃないですかね……。
正直、連続で読んでると甘ったるさでちょっと胸焼けを起こす感も。
おやつ程度に、ちょいちょい読むのが良い読み方なのかもしれません。

あとすげーどうでもいいけど、「竹中」と言われるとどうしてもフィッシュ竹中さんが浮かんでくるあたり、ギャグマンガ日和の罪は大きい。