どうも、はむばねです。
ついに福岡で買った傘を使えたよ!
福岡に来て約3週間、3本目の傘でようやくであった。

さて、そんなこんなで今日も感想感想。



最近はあらすじとか読まないでタイトルと知名度でポチるというにわかポチがトレンドなのですが、思ってたのとだいぶ違った。
なんとなく落ちこぼれ勇者が他パーティーに就職する話だと思ってたんですが、普通にガチで就職してるじゃねーかw
はたらく魔王さま!もそうですが、中の人経験があると仕事描写がリアルですね。
まともな労働経験がない私としては、その経験が時折羨ましくもあります。
魔法基幹システムの保守を行い、障害が発生するととりあえず再起動して原因追求は構築魔術師に丸投げする話とか、誰得。
たまに「情報系の知識生かした小説とか書かないんすか?」みたいな話されるけど、そもそもそんなに情報系の知識持ってねぇよ。
返す返すも、自分が何ができるのか、大学時代から含めてよくわかりません。
その点、とあるのミサカネットワークは上手かったと思う。

だいぶ話が逸れました。
最初はマジックショップってコンビニのイメージで読んでたんですが、あとがき見るとやっぱり家電量販店がモデルなのね。
ていうか、この世界でもコンビニはコンビニなんだな……。
あとどうでもいいですが、著者紹介でレオパレスを獅子の宮殿と訳したのはなかなかにワロタw
……と思ったけど、ガチでレオパレスの由来ってそうなのね(獅子じゃなくて豹らしいですけど)。

再び話が逸れました。
というか、まだほとんど本筋の事書いてねーな。

ヒロインが、ややウザですがウザ過ぎないのはいいですね。
というか、向上心があり、実際努力して改善しているので好感が持てる。
主人公も、色々言いながら真面目に働いてるし普通に優秀っぽいし。
副店長も、だいぶ色々言いながらも普通に優秀っぽいし。
あれ、この店スタッフ有能じゃね?

しかし、主人公のスペックで就職難というのもどういう世界観なのか。
これ、甲子園優勝投手クラスの実績持っとるやろ。
まぁ確かにそれを言うなら元勇者なんていう元プロ野球選手みたいな人たちがライバルではあるわけですけども。
それを踏まえても、少なくとも同世代の中ではだいぶ有望株だと思うのですが。
半年の引きこもり実績が影響したのだろうか。
ファンタジー世界でも新卒至上主義か、世知辛いな。

ストーリー的には、主人公がそこそこ等身大の活躍しててよかったと思います。
当時のスペックは同世代最強クラスなわけですしね。
あと、大人が頼れるというのもよかったと思います。
副店長とか、頼りないのに頼もしい。
ていうか、この人も軽くチートなのではなかろうか。
あと労働について真面目に考えてるところは、何気に珍しいかもですね。

しかしこれ完全に主人公悟りモードに入っちゃったけど、次巻以降どうするのだろう。
しぶしぶじゃなく働くようになるのか。
ライバルの登場もすげぇ中途半端だし、その辺掘り下げていくのかな?
とりあえず次巻もポチって確かめてみよう。