ポルトガル第三の都市、コインブラ。
政治のリスボン、商業のポルト、そして文化のコインブラと言われているだけあって、観光客はいるものの、より垢ぬけていない落ち着いた街という印象を受けた。
アストリアはコインブラ駅から歩いて数分の、どこに行くにも便利な街の中心にある、ベルエポックの外観が美しいホテルである。
全てにおいて雰囲気のある鄙びた感じがいいが、特にコインブラ初といわれている木製のエレベーターは自分で扉を開け閉めして魅力的。
部屋は209号室のMiddle Floor。
天井が高く解放感あり。
ベッドはスプリングが効いた弾みのある寝心地で、一昔前のベッドといった感じ。
バルコニー付きの窓が三つあり、そこからモンテゴ川や遠くにサンタクルス修道院を望み、反対側からはコインブラの旧市街(頂上にはコインブラ大学)を見上げる贅沢な眺めであった。
1999年に初めてポルトガルを訪れた時に泊まりたかったホテルであり、2016年に念願が叶う。
http://www.almeidahotels.pt/en/coimbra-hotels