「ベイビー・ブローカー」

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「ベイビー・ブローカー」

是枝裕和監督が韓国人キャストで撮った映画です。

ソン・ガンホさん、ペ・ドゥナさん、カン・ドンウォンさん、イ・ジウンさん（IUちゃん）等など韓ドラ好きにはお馴染みの俳優さんがたくさん出演してます。

カンヌ国際映画祭でソン・ガンホさんが最優秀男優賞を受賞したのが日本でも話題になりましたね～。

内容は、ソン・ガンホさんとカン・ドンウォンさんが捨てられた赤ちゃんを売る人身売買のブローカーで、その赤ちゃんの買い手を探しに行くんですが、そこに赤ちゃんを捨てた母親役のIUちゃんが合流し赤ちゃんを売るための旅が始まります。

そして、人身売買容疑で二人を追うペ・ドゥナさんとイ・ジュヨンさん演じる刑事。

しかし赤ちゃんを高く売りたいだけの旅が思わぬ方向に、家族愛を知らない４人が旅を通して知っていくものは？子供を捨てなければならなかった理由とはなんなのか？と言う内容です。

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私実は是枝監督の映画苦手でしてだいぶ昔に是枝監督の映画「誰も知らない」を見たんですが、なんとも言えない悲しい気持ちになりましてそれからは是枝監督の映画は見ない様にしていて、話題になった「万引き家族」も見た事がないんです。が、こんな豪華な韓国俳優さん達が出演するならば見ないと、となり意を決して見てきました

感想は、想像してたより暗くなく最後も後に引く嫌な終わり方じゃなかったので良かったです。

見てないのでうっすらなんですが「万引き家族」も血がつながってない人達が集まって本物の家族の様に一緒に暮らす的な内容だったと思うんですが、「ベイビーブローカー」も家族のいない４人が赤ちゃんを売るためなんですが、この旅を通して家族の様になっていくんですよね～。

でもそれはやっぱり偽物の家族で幸せそうにしてる姿が何だか悲しかったです

あとやっぱり良かったのがソン・ガンホさんの唯一無二の存在感ですかね〜

正直見終わったすぐは、カン・ドンウォンさんやIUちゃんの方が出番が多いし重要な役に思えたんですが、しばらく経つとソン・ガンホさんがいてこそ成り立ってる映画だなぁと思えて来ました。違う俳優さんではもっとギスギスした映画になってた気がしました。

きっとかなり貴重なミシンをかけるソン・ガンホさん

絶対に一般人にはいないカッコよさのカン・ドンウォンさん

まさかの売春婦役のIUちゃんこんなセリフを韓国の宝のIUちゃんに言わせていいの？と少し不安になりましたが。

後は、刑事役のイ・ジュヨンさんと「梨泰院クラス」で共演していたリュ・ギョンスさんも出てました。

是枝監督絶対「梨泰院クラス」見たやんて言うキャスティングですね。

他にも韓ドラ好きにはお馴染みの俳優さんが出てましたよ～。

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この映画あんまり評判良くないみたいですが思ってたより暗くなかったし、なんと言ってもこの俳優さん達の豪華共演が見れたので私は満足な映画でした。