前回は、JGC修行回数修行編として、HKD-HND-MYJ-FUK-ITM-MYJ-HNDの1日6レグフライトを取り上げました。

若くしてJGC会員になろう 日本中あちこちへ | ham Travel (ameblo.jp)

 

今回は2日目、蒲田ネットカフェ4時起きからスタートします。

今回使わせていただいたところは、事前の予約も可能なところで、食品等の持ち込みも可能なところです。ただ、会員登録が必要ですので、そこだけ少し面倒かと思いますが、値段は安いです。蒲田にはまいばすけっとやファミリーマートがありますので、マイルの積算率が良いお店で夕飯を買うことができます。

インターネットカフェ | BAGUS | バグース (bagus-99.com)

 

さて、修行僧の朝は早いと良く言いますが、ほんとうに早いものです。前述のとおり、4時過ぎにネットカフェを出て、

蒲田駅東口へと向かいます。蒲田駅東口4:30発→羽田空港3T行。蒲田駅前は前日夜から吞んでいた方々がいらっしゃったり、警察が寝っ転がった人に話しかけてたりとカオス極まりないですが、バス停には何名か羽田行の人が待っているので、なんとなく安心します。バスは京急蒲田駅・糀谷駅・大鳥居駅を経て、多摩川沿いの道を行きます。車内は20人ほどで多くの人が、空港関係者の方といった感じで、旅行客はまばらでした。(2023年3月当時の情報です)

※バスは3Tで終点なので、ここからターミナル間連絡バスに乗り換えになります。3Tで夜を明かして、2T・1Tに移動する勢がいるので、ターミナル連絡バスは結構混んでいますので、ご注意ください。

1Tに着くと、さすが3月の日曜日。もうすでに多くの人が、カウンターや手荷物検査場に並んでいました。朝5時に空港にこんなに人が…

 

1レグ目:HND-FUK JL303便

今日もスカイメイトな1日の始まりです。いち早く、空席のある便に予約を押し込み、手荷物検査場を抜け、向かった先はJAL サクララウンジです。

 

一度余談になりますが、修行を始める前にマイルを貯める上で20代の方が持っておくとよいカードがあります。

以前のブログでも紹介させてもらいましたが、こちらです。JALカード | JAL CLUB EST(20代限定)

少し年会費の面で難しいと感じるかもしれませんが、その分の特典は大いにあります。

 

①毎年の初回搭乗時に2000マイル。入会搭乗で5000マイル。その他に2500マイルをプレゼント!=9500マイル

②ショッピングマイルに自動入会。100円=1マイル積算

③1番の目玉【サクララウンジが年間5回まで使用可能】

これを持っていれば、まず陸マイラーへの道は開かれると個人的には思います。

話が逸れましたが、JAL CARD ESTの効力を利用して、朝早くの込み合うサクララウンジへ向かいました。

羽田のサクララウンジの最大の特徴は無料のシャワールームがあることです。私的に香りが好きなPrediaというシャンプーやボディソープがあります。タオル等もすべてシャワールームについていますので手ぶらで使えます。ラウンジ特集はまた後日。

 

さっぱりとして、さっそく福岡へ飛びます。せっかくのB777なのですが、当日の空席のため通路側になり、眠気に襲われ。。

離陸直後に寝て、起きたらすでに広島上空でした。そして次に起きたときには山口を越えて着陸態勢になりました。

 

2レグ目:FUK-KCZ(高知竜馬)JL3581

到着遅延のため、福岡に到着すると、地上スタッフが「ここから羽田にお戻りになるお客様~」と声掛けしていました。修行僧しかそんなことしないよ。と内心思いながら、次の便を購入するために先を急ぎました。

2日連続で福岡に来ているのに、博多ラーメンも明太子も一口も食べる時間はありません。

心の中で予定していた宮崎便には乗れず、近い時間の高知を選択しました。

手荷物検査場の締切が迫る中、滑り込みすぐ搭乗へ。2日目になってもこのエンブラエル機にお世話になる生活は終わりません。

15℃の暖かい風が吹く南国の空港 高知。空港ロータリーにはフェニックスが植えられています。

この2日間で初めて乗継に2時間程度の空きが生まれました。ただ、空港から出るほどの時間はないので、空港内のお店でお昼ご飯になりました。※写真ブレの関係でアップできませんが、高知らしく、カツオのたたきのどんぶりを頂きました。

また、土産物店でもカツオのたたきやミレービスケットを買いました。

高知竜馬空港内にはBLUE SKY(現:JAL PLAZA)がないので、マイルに縛られることなく、地域の土産もの店で気兼ねなく、買い物できます。

 

3レグ目:KCZ-HND JL494

羽田から福岡まで飛ぶと、2時間かかるためそこからの乗継ですでに高知出発時点で昼過ぎに。次の日は仕事なので、早めに羽田に戻ることに。(高知からの便が羽田と福岡しかありませんでした)

このままではこの日が4レグで終わってしまうという危機感を抱いた私はここから賭けにでます。

 

4レグ目:HND-CTS(新千歳)JL517

予めお話しておきますが、このルートは本当におすすめしません。心臓に悪く、体力も非常に使います。でも、修行らしさが出ているとも言えます。

HND13:30発→CTS15:00着。家に帰るためには函館行かなければなりませんが、函館行の飛行機はCTSからは出ていません。札幌丘珠OKDからになるため、同一都市異空港乗換をしなければなりません。

JALさんが定める乗継標準時間として、羽田⇔成田は180分以上、伊丹⇔関空は175分以上、千歳⇔丘珠は150分以上必要とされています。

つまり、新千歳からJRと地下鉄を乗り継いで丘珠へいく場合、2時間30分はみてくださいよというお達しです。

バトルが始まりました。

新千歳には15分遅れで到着し、急いで新千歳空港駅へ。高知は15度あったのに、千歳は4度という過酷な環境を命じられたのでありましたが、JR千歳線の15:30発快速エアポートにて札幌駅へ。16:13札幌駅到着。ここから道民らしからぬスピード(常識の範囲で早歩き)で地下鉄東豊線のさっぽろ駅へ。JR札幌から地下鉄東豊線は5分以上乗換に要しますので、ご利用の際はご注意ください。JR東京駅から大手町駅ぐらいの感覚です。

さっぽろ16:26発→栄町16:37着。地下鉄栄町駅が丘珠空港の最寄り駅です。この時点で飛行機の出発30分前です。

駅から空港までは徒歩で20分ほどですが、歩いている暇はないので、地下鉄車内でTAXI GOアプリで呼んでいたタクシーに乗り、丘珠へ。。

 

5レグ目:OKD-HKD JL2755便

タクシーが空港に着いたのは16:45でした。もうほぼ20分前でしたが、小さい空港のため保安検査場は抜けることができました。

新千歳についたのが15:15頃、そして丘珠に16:45。やはり2時間半本当にかかるようです。実に過酷な2時間半でした。

皆さんは時間に余裕をもって、修行を楽しんでください。

久しぶり(1か月)にATRのプロペラ音に包まれながら、函館に戻ってまいりました。

 

この2日間のまとめになりますが、

①HKD-HND-MYJ-FUK-ITM-MYJ-HND

②HND-FUK-KCZ-HND-CTS/OKD-HKD 

計11レグになりました。すべてスカイメイト運賃にての購入になり、合計金額は149,390円

 

福岡線のスカイメイトが2万円近く、また、近距離ながらJ-AIRエリアも15,000円前後となっていたためにこの総額になりました。宿代や飲食・土産を含めると、2日間で16~17万ほどかかったでしょうか…