今回は久々にプロ野球について。
先程、スポーツ新聞を読んでいたところ、こんな記事がありました。
「阪神が福留、五十嵐を調査」

阪神が来季に向けて、ヤンキースの福留孝介外野手(35)、五十嵐亮太投手(33)=ともに3Aスクラントン=の獲得調査に乗り出すことが29日、わかった。この日、坂井信也オーナー(63)=阪神電鉄会長=は、GM就任が確実な中村勝広氏(63)=元阪神監督=と近日中に会談を行い、意見交換したい考えを明かした。課題の長距離砲&リリーフ投手補強のために動き出す。(サンスポより)
今シーズンは横浜と最下位争いを続ける阪神ですが
先日の株主総会のやりとりで「生え抜きの若手起用」へ方向転換するとの事で
方針は決まったと思っていたのですが、また大型補強をするつもりらしいです。
GMとして悪名高き中村勝広氏の招聘話が持ち上がり、
それに加えて今回の補強話。
最初に断っておきますが、私は阪神ファンではありませんが気の毒に思います。
補強に次ぐ補強、欠陥があればすぐ補強。
私は常々、大型補強というのは「ステロイド」だと思っています。
「ステロイド」というと一般的には悪いイメージですが
そうではありません。
ステロイドとは筋肉増強剤として、野球界ではタブー視されていますが
使用法によってはとても効果的で、ステロイドによって健康を維持できる人もいます。
ただ、ステロイドと言えば副作用です。
良い面がある半面、悪い面もあり、一番悪いのは副作用をステロイドで補うやり方です。
一回、阪神の話に戻します。
現在の阪神がステロイド(大型補強)をしたのは金本選手です。
当時の星野監督(現・楽天監督)が大ナタを振り、
チームの三分の一くらいの選手を入れ替え、そこへ金本獲得。
これでチームは生まれかわり、結果、2度のリーグ優勝を達成。
金本の獲得は、大型補強史上でも、代表するほどの大成功でした。
ここまでは良かったのですが、それに味を占めて新井貴、城島を獲得。
結果、ステロイドの副作用をステロイドで補う始末。
城島の故障で、FAで藤井を獲得し、もうカンセコ状態です。
これでは今までドラフトで捕手を積極的に獲得してきた意味がありません。
結果、多額を投じたにも関わらず、チームは低迷。
そこへ福留・五十嵐といった補強をしたらどうなるか?
もしかしたらそれなりに結果は出るかもしれませんが副作用ははかり知れません。
個人的には鳥谷、金本、新井を中心に放出して
1からチームを作り直さなければデフレスパイラルからは抜け出せません。
ここで「金本・新井はわかるけど鳥谷も?」
という意見がありそうなので付け加えると
鳥谷は素晴らしい選手で、今や12球団でも1,2位の遊撃手です。
金本、新井に比べ、もしかしたらチームに一番必要な選手かもしれません。
そのチームに一番大切な選手を放出するというやり方で
チームの再建を図るというやり方は決して悪い方法とは思いません。
鳥谷にとってもプロ野球選手として一皮剥ける良い機会かもしれません。
阪神は大人気球団なので
一昔前は「巨人が強くないと野球は盛り上がらない」と言われていましたが
今現在、巨人が強いですが、野球が盛り上がっているようには思えません。
今や「阪神が強くないと野球は盛り上がらない」と私は思います。
スカウト、育成システムを強化し、生え抜きを育てて、
本当の黄金時代を迎える阪神を見せて欲しいです。