朝早いからだろうか、比較的人は少なくて気持ちよく見て周れる。
ヘタレ気味の皆を残し、涼しい顔で登って行くボクとガイド。
日本で養ったトレッキングが役に立つとはね。

そういえば「世界の中心で愛をさけぶ」の映画のラストシーンの撮影が、KKらしい。
ARでは撮影許可が下りず、近くのKKになったと聞いている。
どーでもいいけど、もしそうなら見てみたいね。
それでもたぶん「ふぅ~~ん( ̄ー ̄)」で終わると思うけど。

登ってしまえば比較的平らな道のりが続くKK。
ボクとハンスを含め、勝手気ままに歩き回るヤツらも出てきた。
ヘタレなヤツらは、ガイドと行動を共にする人もいれば、タラタラ歩いてるヤツもいる。
そんな雑音から離れたくて、しばらく岩場の向こうへ行ってみた。
いきなり、静まり返り無音の世界が広がる。
岩ひとつ挟んだだけなのに。
見上げれば、どこまでも続く青い空に、真っ白な雲が形を変えながら、競うように流れてる。
いくつもの小さな小さな飛行機が、縦横無尽に旋回している。
秋を知らせるトンボだ。

しばらくの間、岩に身をゆだね、風に髪をゆらし、暖かな日差しを浴びながら、空に思いを馳せ目を伏せる。
時は刻めども、ボクを含めたその風景だけは静かに時を止めていた。



日常茶メシ時

日常茶メシ時

日常茶メシ時