先週の土曜日、
9年間勤めた会社を退社しました。
ならびに、
20年目の節目に、業界から足も洗いました。


自動車で帰る途中、けっこうな雨だったのですが、
輪をかけて視界が悪かったです。
退社をすることよりも、ボクの集大成が終わるんだなぁと
思ったこと、そして旅立ちをイメージした曲が
流れてきたこともあって、涙腺がゆるんだようです。


印刷業界は、めちゃくちゃな世界。
原油高で紙やインク、印刷にかかわるCTPの
アルミの板なども値上がりしているのに、
印刷代を値下げして営業している。
ほとんど、アホです。



で、そのしわ寄せが一番くるのは、
デザインや製作部隊。

PCの発達により、なんちゃってデザイナーが
増えたおかげで、価値が暴落。

今や、商業デザイナーで独立して食っていけません。
挨拶周りに行ったデザイナーなどに聞くと
ベテランでさえ、のれんを下ろす始末。

そんな状況下、ボクが足を洗うと行っているのに
「技術がある」だの「もったいない」だの
あげくの果てには「仕事がたくさんあるから」など
やたらと理由つけて、足を洗わせないようにしている。

ボクから言わせりゃ、
「なら、なぜ今まで、価値を下げ続けてきた?」です。

さんざん値段を下げまくっておいて、
今更「仕事がある」って、ちゃんちゃらオカシイ。
ボクも毎日夜中まで作業するほど若くない。

そんなこんなで、退社するハメになったのですが
事実は「解雇」です。

にもかかわらず、土曜日は盛大な送別会を
開いていただきました。
関係者は誰も読んでいませんが、ここで
キモチを伝えたいと思います。

長い間、ありがとう。





そして、新しい自分を探しに、
出かけるのでした。