フランスのヒットメーカー、リュック・ベッソンのカーアクション第4弾。

フランスの国民的ヒーロー、ジブリル・シセが、マルセイユのサッカーチームに
移籍する選手を演じている。近年、全世界が沸くサッカー人気のおかげか。

今回の物語は凶悪犯“ベルギーの怪物”が逃亡し、刑事のエミリアンと
タクシー運転手のダニエルが一味を追うモナコでのドタバタ劇。

レーシング仕様にカスタマイズされた純白のプジョーは、
406から407に進化してスタイリッシュ感を増している。
トランスフォーマー・・・とは言わないが、レーシング仕様に変形する
時は、キタキタ!って感じでわくわくしたんだけど。一回ポッキリ。
フレンチ式、おしゃれなカーアクションは少ない。

相変わらずなのはジベール署長も意味不明な作戦と武器類。
ポリスプジョー同志が激突して前方の車に反転して乗っかり、
後続車が脇へそれて横転するスタイルは、少々飽きた感じ。

エミリアンの妻のペトラが凶悪犯へ潜入し、秘密捜査しているのも
よくある内容。
どじなエミリアンがアジトへの侵入に成功するのに失敗する展開も
読めてしまった。

個人的には全てに物足りない作品でした。
TAXIの魅力は、普通の乗用車がスーパースポーツに変形し、
他の車の追随を許さないところにあり、ストーリーが単純でも
ハリウッド並みの派手さはなくても、カーアクションがしっかり
組まれているところにあると思っている。

そういった意味ではす今回の作品はスリル、スピード、爽快感は
体験できない、しこりの残る作品でした。