その時トライしてみたいと思ったら

 

やってみるといい。

 

初めて見る景色がまっている。

 

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登山経験ゼロで

 

山小屋アルバイトをした話です。

 

 

小屋番をさせてもらった小屋は

こちら↓

 

https://funakubogoya.net/about.html

 

 

https://hyakkei.me/articles-984/amp

 

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七倉ダムの登山口から

6時間くらいかけて

小屋へ登った。

 

 

天狗の庭へ来れば

小屋はもう少し!↓

ダムがきれいに見えた。

 

 

 

 

 

 

私が着いたら

鐘をならしてくれて
 
小屋のお父さんとお母さんが
 
笑顔であたたかく迎えてくれた。
 
もうここで、この小屋へ
 
心打たれていた。
 
 

 
 
仕事内容は

登山客の迎え、送り出し。

食事の準備配膳。

小屋の掃除。水汲み 

布団干し

 

などなど

 

 

 

 

 

基本電気はつかわない。

夜はランプ。囲炉裏に火をともす。

 

 

 
 

 

登山客がついた時に鐘をならして

 

迎え、お茶を出す。

 

これを小屋のお母さんは

 

見逃したくないようにしていた。

 

一番に。登山客の安全を願ってる。

 

 

登山客が何時間もかけて

 

一歩一歩歩いてきて

 

この鐘で、どんな感情が湧き上がるか。。

 

私が上がってきた時は

 

 

達成感、もあったけど

 

安心感。

 

70過ぎの小屋のお母さんが

 

両手を差し出してきて

 

手を握り、背中をたたいて

 

「お疲れ様ーよく登ってきたね」

 

ぁあ。おかあさん。おかあさん。

 

なんなん?この人の受け入れる

 

エネルギーのでかさ。ぱない。

 

 

(おとうさんお母さんは現在は引退されてます。)

 

 

3ヶ月、山の景色の移り変わりは

 

 

美しかった。夏から10月、

 

気温も変わって行って、紅葉めいていく。

 

私はよく、

 

消灯のあと、山道をすこし登って

夜の山にぽつんとすわった。

 

暗く、静か。

下界の明かりが見える。

 

なぜか涙が出たりした時もあって

 

静かすぎて一瞬怖く感じる日もあれば

 

月の光に癒される時も。

 

このひろーい山の中に私はいる。

この地球にいるんだな、などと思ったり。。

 

 

 
 
 

 

小屋のお父さんお母さんに

会いに来る人もいる。

サポートしに1シーズン何度も

登ってきてくれる人もいて

ボランティアの人の温かさを感じる。

今もなおサポートし続けてる。

 

 

 

ほかの小屋にはない

あたたかさを感じれる小屋に

出会えて、人に出会えて

私は恵まれている。

 

おかあさん、私はあなたのようなおばあちゃんになりたい。。

 

 

 

 

 

 

 

 

休みをあげるから

縦走してごらん?とおかあさんから。

ド素人、初心者!

いってきます!!

 

船窪小屋から白馬山荘まで。

 

 

船窪のおとなりの針ノ木。

山の天気ってすぐ変わるのね。

晴れてたのに。。

 

 

 

 

 

 

 

 登山客にあまりにも遭わなすぎて

 

この時も感じた、

1人、この山道を歩いてるんだ。。と。

 

 

 

小屋見えたー!

 

すごいところにたってるよ!!

びっくり

 

 

ここは泊まらずに五竜岳へと急ぐ。

 

 

 

五竜岳

ついた!

遅くに着くと

小屋の人に迷惑かけちゃうからな。

 

 

 

泊まって

最終日!

天気悪し。

 

白馬岳向かうど!

 

風と雨ぱなかった。

 

 

不帰ノ嶮↓

 

かえらずのけん  すごい名前だよ。

 

 

 

 

むふぅ  

こーゆーの好き。

ドMだ。

 

 

 

 ここで電池切れて最終地の白馬での景色は

取れなかったが、、

 

一歩一歩歩けば絶対つく!

 

何事も。

 

そして継続することの大切さを

 

身に染みました。

 

 

何事もやってみなければ

 

わからない景色が待ってる。

 

山小屋にピンときた、

 

これは前兆だ。

 

 

本当来てよかった!!

おねがい

 

 

日常の出来事で

 

感じる小さな大きな前兆。

 

うしっ!と従って

 

行動してみると

 

いろんな景色が待っているーーー。

 

 

 

 

 

小屋入りする前に

 

小屋から少し早くきてくれないか

 

と、連絡があり、数日程早く小屋入り

する事になって

 

出発当日、大好きだった叔父の死の連絡があった。もちろん迷った、お葬式に出ることを。

でも、出発することにした。

登山口から入ると

まるでこだまが出てきそうな森林部。

そこでは叔父を思ったら

涙が出た。きつい。はぁはぁ息もあがる、

その時ものすごい叔父を感じてた。

がんばれ!って。

森林部を抜けて空が開ける。

あともう少し。

登り切ったときには

叔父もよくやったって、見ててくれたかな。。

後悔してない。むしろ叔父を強く感じれた。山の中を1人だったからこそ、、かな。