ハンガリーで妊娠がわかり
帰国して初めての検診が11週だった。
市民病院で
分娩の予約を入れていたのだが、
友達が1冊の本をかしてくれ
市民病院はキャンセルして
助産院で自然分娩で
お産することに決めた。
私はこの本を読んで
まだ産んでもいないのに号泣してしまったのである。
けど書いちゃうくらい
胸に決めた言葉たちがたくさんあって。
私が
絶対自然分娩で産む!
と決めたのは、、、
陣痛を起こすホルモンを最初に出すのは
赤ちゃん。
それを、お母さんの体が受け入れて
陣痛を起こす。
いつ生まれるか
この時を決めるのはとても大切な
聖なる決断!
その子の
人生の
はじまりの
決断。
赤ちゃんの意志を邪魔しないことが
大切。
自然のはからいを尊ぶ
そこに
大きな意味がある。ーーーーー
ここに一番の感銘を受けた。
受け入れたい
あなたの人生で、
一番初めの決断。
(病院だとほとんどが促進剤を使うとのことで、医療でないため、促進剤は使えない助産院を選んだ。)
そして
もう一つが
本能で産む。
女性は、本能でお産の仕方を知っている。
いいお産をするために一番いい姿勢、
一番いい呼吸、一番ベストな何かを
その時に自然にすることができる。
だから
いきみたいときにいきむのが一番いい。
ーーー
ここを読んで、私自身がすごく安心したのだ。
あなたは
本能でそれを
できるから大丈夫って
言ってくれてる気がして。
そして、その瞬間
頭のスクリーンに
ふわっと映し出された。
やわらかい明かりが灯す部屋で、
夫と、私と夫のお母さん、
あったかい助産婦さんたちに見守られて、
好きな体勢で、私と娘と、そこにいる人みんなが一体となって、包まれて
安心して
お産をしてる姿が。
(全ての助産院が可能かはわからないが
立会いは呼びたい人ならどうぞーという感じ。)
そして、実際にイメージしたビジョンの通りのお産でした。
どこか神聖で
誕生をみんなが見守ってる。
一つの命をつなげる。
出てきてくれて、
娘が私にくれたものは
最高の喜び、幸せ
(これはきっと分娩方法は関係なく)
これは
絶対に忘れられない。
愛と感謝と尊さ。
ぁあ、育てるんじゃない。
この子からもらうんだ。
成長させてもらえるんだ。
私は恩返しするために、
お世話する。
あなたが自分の道を歩む時まで。
離れずずっと一緒。
新しい世界へようこそ。
初めは不安よね、
ずっとそばにいるよ。
安心して。
なかなかおっぱい飲めないね。
乳首も痛くなってきた。
けどね、大丈夫。
大丈夫なのよ。絶対。
みんな誰だって
はじめてがある。
絶対できる。大丈夫って 産んである。
あなたはあの真っ暗で
ほっそい産道を
通って出てこれた。
痛かったでしょう。
怖かったかなぁ?
私たけじゃないね、痛かったのは。
けどやりとげた私達は大丈夫
ささえてくれるひともいるよ。ーーー
ぁあ私 母になった。
お産の時
となりで泣いてる夫を
冷静に見てた私。
映画見てると
彼の隣でティッシュで何枚もズーズーして泣いちゃう私だったのに
私今泣いてない。
むしろ凛とした自分を感じてる、もう出産は終わった。もう脳内は次の行動へと。本能ってこれだ。って思った。
夜中に数回、産婆さんが見にきてくれる。
コンコンと軽くノックでどうー?って
顔を出す。
加え方を教わる。
なんて、頼もしいんだ。
先生いつ寝てるんだろう。
寝てるのかなちゃんと。
寝れる時寝てね〜とぱたんとでていく。
朝7時にはごはん、持ってきてくれて。
まずはお母さん、たくさん食べてね✳︎
おかわりもあるからね〜。。って。
助産婦さん。
すごい仕事だ。これぞ使命だなと思った。
手料理がまたしみるんだ。
たまらない。
今は血管がドロドロしないおいしいお乳が出るための優しいごはん。
産んだ後もテルミー温療法で
マッサージしてくれる。
「お母さんって本当にこれから大変なのよ。赤ちゃんも同じだしね。
お父さんももちろん。
男の人もね、たいへんだから、
受け入れるのよー。
そもそも、女性と脳が違うのよ」と言いながら
あたまをグリグリ。
お産ではこの頭のここまで力むからガチガチなのだと。全身つかうのよ〜とグリグリ。
痛い。頭は痛いけどぁぁ
肩に背中、腰に!ふくらはぎに足裏。
癒される。。
マッサージとか本当にヒーリングだ〜
親戚のおばちゃんちから帰るみたいに、
私達は助産院から退院した。
受け入れることが
与えること。
勉強になりました。
なぜか胸が熱くなって
うっすらと涙がたまった。
ありがとうございました✳︎
ほんとうに感謝している。
こうして、何事もなく、
出産できる体であったこと。
無事に産まれてきてくれたことも。
出産がゴールではない、これからがはじまり。。。
ーーー
こういうふうに産みたかったけど、
小さな大きな問題があって
ほかの分娩手段だったという人もいる。
病院が安心
近いところがいい
痛いのが怖いから、この日に産みたかったから、無痛分娩を選んだ。
様々だ。
どうしても自然分娩の本などで
良さをよんでいくと
そうでないお産を否定してるように、
されていると感じてしまう人が
もしかしたらいるかもしれない。
逆に、自然分娩だって
否定されることもたくさんあるでしょうし。
ウォーキング?薪割り?切迫早産になったらどうするの?と思う人もいるだろう。
今は無痛分娩といものが主流な国もある
産後、同室でなくても
休めたからすごくよかった。
って私の姉も、言っていた。
病院だから安心できてよかったって友達も。
いろんな分娩方法がある。
どんな選択もきっといい。
その人が選択するものがその人にいい。
こうあるべきだー!ってなると
これはダメってなると
バランスがくずれる。
ぜんぶまる。
私の成長を記していきたいブログとして、
大きく影響したのが子供だったので
記していく。。
この体を与えてもらって
私は今まで生きてきて、
いろんな出来事や、人と出会いから
きっと必要だから、全て自分に起こって
いろんなことを
チョイスして、体験をする。
そして、この体験が、
もし誰かの参考になれたらと思い載せてみました。
子供に、
こんな子になって欲しい、
こんな人生送って欲しい、
と、思って願った姿は
私がなりたい姿。
それになるのよ、
あなたがって
それを手伝いに来てくれた
のが子供達。
ん?
いや、もしかしたら
これまで、これから
出会う人や出来事
全ての人が伝えに出会ってくれてる?
だから全てに感謝なんだな!んふ!
だから愛なんだ。
あー
いつも壮大になる(笑)
きりがなくなっちゃう。
でも
もしかしたらそれは、
大切なことなのかもしれにゃい。
読んでくださった方
最後まで有難うございます✳︎