久々に文学の投稿をします。


最近土曜日は娘の

アクターズスクール広島の

レッスン付き添いで出汐まで

行きます。

ただ。。。

レッスン中は小学生以上は

親の待機基本だめなのです。。。ショボーン

ほんとは様子見たいんですけどね。

ダンスで80分、歌で80分あるので

休憩時間含め約3時間待機です。


その間、私の母校

県立広島大学の図書館に行きました。

入っただけで懐かしい匂いがして

楽しいですニコニコ


私は文学好きな歴女なので

文学コーナーへ。

卒論は源氏物語を書いたのですが

文学好きと言いながら

ほかの文学はストーリー自体

そんなに頭に入ってないな

と最近思い勉強意欲が湧いていますニコニコ


土佐日記

蜻蛉日記

とはずがたり


この3つが原文、翻訳してある

本を見つけ読みましたニヤリ 


まず、土佐日記

こちらは文字通り日記なのですが

土佐日記といえば

『男もすなる日記というものを。。。』

というフレーズから始まる。

そして、作者は紀貫之

ここまでは高校で習いますよね。

読んでみると作者は紀貫之だけれども

代筆日記なのだそうです。

日記はあるところに何人かが船で

向かい、その途中である客の女の子が

亡くなってしまう。

その悲しみが日が経っても

日記に出てくるのです。

この情報は知りませんでしたガーン

私も娘がいるので親に感情移入

してしまいましたえーん


蜻蛉日記

こちらは女の感情がむき出しに

なっていました。

夫婦になったけれども

当時は通い婚

新婚当初は3日と開けず

通ってくれたのに今は他の女に

目が行っていてめったに来ない。

それを思うと苦しい。。。

出家したいけれども一人息子が

まだ幼く気がかりで出来ない。。。


いやぁ。。。この時代の人って

恋愛で辛くなるとすぐ

死んでしまいたいやら

出家して俗世から離れたい

となるんですよね悲しい

私だったら別れればいいじゃん!

と思ってしまうけど

それも当時は簡単ではないですよね。

嫉妬する感情があるってことは

愛情があるだろうし。。。

当時の女性の感情が

知りたい方は是非お読みくださいグラサン


とはずがたり

こちらは私には理解不能でしたショボーン

というのも。。。

作者は貴族の女性で幼い頃に

母を亡くしその後父に育てられ

天皇の奥さんになるのですが

その天皇はその母に惚れていて

作者がお腹にいるときから生まれたら

嫁にすると決めていた驚き


えっ!?普通にやばくないか?

と思いますよね。。。

まるで豊臣秀吉がお市の方に

ずっと好意を持っていたが

結ばれずその娘の茶々と

結婚したように代役!?って形

で結ばれる。

天下人や天皇って何でもありなんだなぁ

と思ってしまいます。。。


そこでまずやばいとは思いましたが

とにかくこの作者、天皇と

結婚後も不倫しまくり。

中には天皇公認で天皇の兄弟とも

不倫します。

そして天皇の子どもを産んで

不義の子も生まれる。

不義の子は当然ながら生まれてすぐ

引き裂かれてしまうのですが。。。


そして、物語は作者がいつの間にか

出家し(つまり離婚?)、

天皇の臨終の前日になんとか

会えたけれども亡くなったときには

棺を追いかけて山を走る

そんな場面で終わります。


んー理解不能笑い泣き

この時代男性は通い婚で

一夫多妻ですがもちろん

妻の不倫はだめです。

でも夫も公認の不倫。

しかも時には

夫の不倫を作者が手ほどきします。

一夜を過ごさせ

感想を聞くと

『あの女はもう会わなくていいや』

『ふふ。わかっていたわ。やっぱりね』

えっ!?極悪夫妻ってなりますよねガーン

一夜で飽きられた女の立場って。。。

いやぁ。。。なんとも。。。

天皇の夜を断れるわけないんですからねぇ。

なんだかセンシティブな内容でした汗うさぎ


内容が知りたい方

ぜひお読みくださいね♪