こんにちは☺️
ホリスティック鍼灸サロンWizの伊藤です。
今日は、妊娠初期の「つわり」と「食欲不振」でご来院された方の症例をご紹介します🌿
◆妊娠8週・つわりがひどくて食べられない…
お越しくださったのは、30代・初めての妊娠をされている方。
妊娠8週ごろから、吐き気や胃のムカムカが強くなり、食事がほとんど摂れない状態に💦
特に朝起きた時の空腹時に吐き気が強くて、
1日に何度も嘔吐することもあったそうです。
「白米や味噌汁も受け付けない…」
「この状態がずっと続いたらどうしよう…」と、心身ともに限界を感じていらっしゃいました。
◆まずは、気持ちに寄り添うところから🍀
「赤ちゃんのために食べたいけど、体がついていかない」
「何か食べるたびに気持ち悪くなって、食べるのが怖くなる…」
そんなお気持ちを、ゆっくり丁寧にお伺いしました。
舌や脈の状態をみると、東洋医学的には「脾胃（ひい）＝胃腸の虚弱」と「気逆（きぎゃく）＝気の流れの乱れ」が原因と考えられました。
この方には、
・胃腸をやさしく元気にする
・吐き気をおさえて、気の流れを整える
ことを目的に、やさしい鍼灸を行っていきました🌸
◆施術内容：胃腸を助けて、吐き気を和らげる✨
使用した主なツボはこちら👇
🔸内関・中脘・足三里：胃のムカムカ・吐き気の軽減
🔸気海・関元：胃腸のエネルギーを底上げ
🔸合谷・太白：全身の気の巡りを整える
週1回ペースで、刺激量も最小限に。
からだと心にやさしく寄り添うように進めていきました。
◆嬉しい変化が少しずつ…
初回施術のあと、「その日はちょっとラクだった気がします」とお話しくださいました😊
2〜3回と続けるうちに、
「吐き気が1日中じゃなくて、落ち着く時間が出てきました」
「食べられるタイミングが少しずつ増えてきました」とのこと✨
5回目の頃には、朝の吐き気がほとんどなくなり、
「おにぎりやお味噌汁が食べられるようになってきました🍙」と、笑顔でお話しくださいました。
◆これからのサポートについて🌈
妊娠初期はホルモンの変化も大きく、心も体も不安定になりやすい時期。
つわりが落ち着いたあとは、胃腸の安定や体力づくり、そして妊娠中期〜後期に向けたケアへと移行していく予定です。
◆「つわり＝我慢」ではありません🌼
つわりって、「耐えるもの」「仕方がないもの」って思われがちですが、
つらいときこそ、誰かの手を借りてほしい。
東洋医学では、つわりを「妊娠悪阻（にんしんおそ）」と考え、
からだのバランスを整えることで、つわりそのものをやわらげていきます🌿
「食べられない」「しんどい…」と悩まれている方は、
どうかお一人で抱え込まずにご相談くださいね。
小さな変化が、やがて大きな安心につながりますように✨
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