「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3」 感想 | self-complacency

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ライトノベルの感想を書いてました。

おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!3 (富士見ファンタジア文庫)/富士見書房
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コスプレイベント以降、恋ヶ崎とはなぜか気まずい状態になり、逆に俺のことを避けていたばすの桜井さんからは、やけに好意的なメールが届くようになった。『柏田君って、桃ちゃんのこと好きなの??』あのギャルな恋ヶ崎のことを好き?絶対ありえねえ!俺が好きなのは長谷川だ。あいつと連絡を取りたかったのは長谷川とのデートが不安だったからで…。結局あいつに頼りっきりだな…俺。鈴木の欲しがってる同人誌を手に入れるために夏コミへ行く? おまえひとりじゃ無理に決まってんだろ!オタクの祭典マジなめんな。仕方ねえから、手伝ってやるよ。
 
長谷川さんとのデート、そして夏コミ参加の回。お台場でのデートで長谷川さんとの距離を縮めた柏田。デートでのアドバイスなど協力してもらったお礼に、今度は柏田が恋ヶ崎に協力することに。
『鈴木が好きな同人誌を代わりに買って渡す』というチャレンジのため、柏田と恋ヶ崎は夏コミへ参加する。そこに何故か桜井さんもついてきて――?
長谷川さんは清楚可愛い。ギャルな恋ヶ崎との対比構造が上手いんですよねー(今更)
小豆ちゃんに好かれるとか柏田お前羨ましすぎるだろ…!
あとやっぱ小豆ちゃんのキャラがすごいいいと思うなー。腐女子キャラってなんか見ていて面白いから好き(笑)
ムラサキさんは確かに良い人に見えた…んだけど、何か裏があったりしそう。まあ今後再登場するかは分からないけど。
クラスの花火大会。リア充組ばかりでぼっち状態は辛いよなぁ……。僕も似たような経験があるからよくわかる。
なんだかんだで長谷川さんと話せて良かったね。なんか柏田が着々とリア充への道を歩み始めている気がする。
最後に桜井さんからの好意、長谷川さんオタク疑惑、鈴木に彼女が?と、色々と仕掛けてきましたなあ。続きがすごく気になる。今回も安定の面白さでした。