「境界線上のホライゾン1〈上〉」 感想 | self-complacency

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ライトノベルの感想を書いてました。

境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)/川上 稔
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聖譜の記述が途切れ、末世を迎えるとされる西暦1648年。
重奏神州崩壊により、極東側との戦争「重奏統合争乱」が起きてしまう。
その後、敗戦により各国からの暫定支配を受けることとなった極東。
「重奏統合争乱」で失われた世界を元に戻すため、そして再び天へと戻るために、
各国は聖譜連盟の指揮の元、歴史の再現を行っていく。
武蔵アリアダスト教導院の総長兼生徒会長である葵・トーリは、青雷亭に務める
自動人形、P-01s(ホライゾン)に告白することを宣言。
一方、三河では人払いが行なわれ、神隠しなどの怪異が起き始めていた。
学生達は告白前夜祭で盛り上がる、三河では大きな花火が上がる。
そして、いつまでも続くと思われた平穏な日常は、音を立てて崩れていく。

アニメから入ったのでそれも思い出しつつ。
原作を読んで感じたのは用語解説の重要性。それが頭に入っているか
どうかで、理解度がかなり変わるんじゃないかなあ。
当たり前ではあるけど、アニメでは分からなかった部分もしっかりと
理解することが出来ました。大罪武装の材料がまさかホライゾンの心だったとは…
トーリの活躍は次の巻だったかな? それにしても、設定細かいなーホント。
登場人物もめっちゃ多いし。500ページちょいでも充分厚かったです、はい。
それでも読めたのは、やはりこの作品が面白かったからでしょう。
アニメ2クール目と一緒に、原作の続きも読んでいこうと思います。