ハモ旅第32弾で、岐阜県中津川市の「苗木城跡」を
訪れたはもたろう一行。ついに頂上の天守部分まで
辿り着いたのですが、その先に見えたものは??
はもたろう「あの木の枠みたいなのは、何だ?」
苗木城の天守3階部分の床面を、一部復元(想定)して
展望台として利用しているみたいだね。
天守は2つの巨石にまたがる形で作られ、
1階の「天守縁下」、2階の「玉蔵」3階の「天守」の
3層構造となっていたそうな
はもたろう「狙ってやったワケじゃないんだろうが
巨岩の上の柱と梁組のみを復元したおかげで、
構造が分かり易いな」
岩の柱穴は、既存のものをそのまま利用してるんだって
はもたろう「早く、早く、行こうゼ展望台」
ハイハイ
はもたろう「おぉ…」
恵那山と木曽川、そして中津川の街並みがパノラマで一望できます♪
はもたろう「いや~、近くから城を眺めるのも良いが、城からの眺めも
良いなぁ…ところで、天守の手前にあるあの巨石が気になるな」
さすがハモさん、お目が高い
これは「馬洗岩」といって、戦で敵に水を止められてしまった時に
この岩の上に馬を乗せ、水に見立てた米で馬の身体を洗って
敵の目を欺いたそうだよ
はもたろう「米で洗うなんて、贅沢な気もするな」
眺めも良いし、馬的には悪くなかったかもね
はもたろう「でか過ぎて、フレーム内に収めるのが大変だこりゃ」
周囲約45mもあるって看板に書いてあるよ。
「苗木城」は一万石しかないのに、天守を構えた珍しいお城。
藩主で信長と縁のあった遠山一族は
「本能寺の変」の後、一時城を手放しますが、家康を頼り
「関ケ原の戦い」を機に城を奪い返し、以後明治4年に
廃城となるまで12代続きました。
はもたろう「いやぁ、何だかんだ楽しかったな~。
他の季節にまた来よう」
ーおしまいー