3月14日(月)
会社に休みをもらって、掻爬手術後、初の経過観察健診。

朝から病院へ。
待合室には妊婦さんが一杯待っていたが、優先で見てもらえたのか、受付して数人待つとすぐに呼ばれた。

先生「病理検査の結果、部分胞状奇胎と診断されました。」
まさかの事で血の気が引く。
検索魔になっていた私は、胞状奇胎の可能性もあるのではと、色々と調べていたので、落ち着いてはいたと思う。
私「そうでしたか。。」
先生「部分胞状奇胎って知ってる?」
私「ネットで調べました。」
先生「そうかー。前回手術をした際に、それっぽいとは思っていたんだけど。」
先生は見た目でわかっていたらしい。ただ、病理検査を通さないと確定はできないようだ。

「とりあえず、中を見てみましょう。」
という事で、経膣エコー。

中は綺麗になっている。まだ出血は続くだろう。
白いものが、見えるが血の残りだと思うので自然に排出されるのを待ちましょう。
しっかり出血して出し切れるといいね。
と言われました。

部分胞状奇胎なら2回目の手術をするものだと思っていたけど、今の様子ならいらないと言われた。

その後、部分胞状奇胎について簡単に説明を受けた。

部分胞状奇胎とは
(自分でネットで調べた情報です。)
卵子に精子が2つ入る事で起きる妊娠性疾患。
精子の一つは正常に育ち胎児になる事があるが、もう一つが染色体異常を起こし、絨毛が異常増殖し、ブツブツとぶどうの房のようなものがいっぱいできる。(ぶどうっ子とも言われる)
この時点では良性腫瘍の部類らしい。
部分胞状奇胎になると胎児は生きられないので稽留流産となる。
部分胞状奇胎とわかったら、すぐに子宮の内容物を取る必要がある。
部分胞状奇胎に気づかないで放置、もしくは掻爬手術後に内容物が残っていると、絨毛が異常増殖を続けてしまい、
部分胞状奇胎→侵入奇胎→絨毛癌となる。
絨毛はもともと赤ちゃんを作るためにある組織で細胞分裂が早い為、絨毛癌になるとリンパに乗り
肺や脳などに転移する。
病状が進んでいないか、血液検査でhcg(妊娠検査薬で計るのと同じホルモン値)の値を管理し(値が順調に下がり非妊娠時と同じ値になるのを確認する事が大事)適切な処置をする事で、半年~一年程度で次の妊娠許可がおりる。

と、簡単にまとめるとこんな感じ。
病状が進むと妊娠許可がおりる時期が延びるのはもちろん、抗ガン剤治療、子宮全摘出が必要になる。

流産だけだってツライのに、まさかの腫瘍とか癌という単語。
妊娠して心拍確認して、幸せ一色からの奈落への転落。
心身共にかなりのダメージ。

治療がいつまでかかるのかわからない不安と34歳という年齢からの妊娠したい焦り。
焦ったってしかたない、子供もいるし、体を一番に考えて、しっかり治療するしかないとわかっていても、色々考えてしまう。

次はいつ妊娠できるんだろう。