3月7日(月)
朝7:15に病院にて受付。
もちろん時間外なので誰もいない。
稽留流産になってしまったのは残念で悲しくてしょうがなかったが、
急な事で朝早くから対応してくれる先生には、本当に感謝している。

手術室の隣にある小さな小部屋で手術着に着替えると、すぐに手術室に通される。

先生が挨拶してくれて挨拶を返す。
先生の顔を見るとなぜか安心した。

手術台に上がり、手足を固定される。
静脈麻酔の点滴を入れてもらう。
先生と会話し、
先生「段々わからなくなるからね~」
先生「まだ喋れる?変化ある?」
私「まだ変化ないです」
先生「まだダメかぁ~」
って言われて少し笑った後に記憶がブツッと切れた。後から、死ぬ時ってあんなかなとか思った。

看護師さんに呼ばれて目が覚める。
普通に寝起きみたいな感じ。
先生はカチャカチャと違う場所で機材をいじっていた。
看護師さんに支えられながら隣の小部屋へ移動。
普通に歩けた。
先生にお礼を言えたか記憶に無い。

小部屋に行ってから、用意された布団に寝かされ、診察が12時にあるから、それまで寝ていなさい。トイレに行きたい時にはナースコールをする事。と言われた。

時間を確認すると30分も経っていない。20分程度だった。こんなにあっさり終わるんだなと思った。

とりあえず寝てみようと思ったが、寝られない。
お腹は生理痛が酷い程度。子宮が収縮しているのを感じる。寝られない程の痛みではないけど、脳が妙に興奮しているのか、目をつぶっても寝られなかった。

結局スマホをいじって過ごした。

一時間後にはお腹の痛みも和らいで、ただただ診察の時間を待つだけだった。

ようやく時間になると声がかかり、着替えをして待合室へ。
待合室には診察に来た人達がいっぱいいたが、優先してもらったようで、すぐに診察室へ呼ばれた。
流石にお腹の大きい妊婦さん達の中で待つのはキツかったので、ありがたかった。

診察では、経膣エコーで状態を調べてもらう。
傷は無いし、あとは自然に排出されるのを待ちましょう。との事。

一週間後に経過観察で来るように言われて終了。

タクシーで帰るように言われたが、待つのが面倒だったので、会計を済ませて、普通に徒歩で帰宅しました。