3月5日(土)
いつものように朝一で産婦人科へ。
母子手帳を貰ってから2回目の妊婦検診。
前回受けた初期検査で全ての項目問題無いと言われて一安心。
先生にも、あなたはいつも元気だね~とか言われて笑いながら、エコーへ。
今日から腹部エコーが見られるとウキウキしながら診察台に移動。
先生が腹部エコーを開始。

・・・おかしい。
素人目に見ても赤ちゃんの大きさが前とあまり変わらず、心拍の動きも見えない。
全身の血の気が引く。

先生も、あれ?と言いながらエコーで診てみたが、
よく見えないからと経膣エコーで診てみる事に。

準備している間に、先生と看護師さんが
「多分ダメだな。」って言ってるのが聞こえる。
ああ、ダメだったんだと思った。

経膣で診ても、心拍が止まっているのがわかる。
診察台から移動し、先生が丁寧に状況を説明してくれたけど、
頭は真っ白だった。涙が勝手に出てくる。

大きさ的に10w5dで止まっている。
この時期の流産は染色体異常だからどうしようもない。
明日の夕方に念の為もう一度診てみるが、心拍が止まってる以上、流産に間違いない。
と先生から言われる。
長女を出産する前にも一度稽留流産していたので、比較的冷静に話を聞く事ができた。

不育症なのかと聞いてみたが、3回連続で流産となると不育症の疑いが出てくるが、原因はわからない事が多い。
私の場合は、長女を出産できているので、不育症とは言わない。
たまたま今回は残念だった。
と言われた。

先生に、なんとか挨拶をして待合室へ。
お腹の大きい妊婦さん達の中で会計を待つ気になれず
壁際に立っているのがやっとだった。
なんとも言えないグチャグチャとした気持ちに支配されていたと思う。

なんで私が??と。

泣きながら家に帰ると、主人と娘が出迎える。
私の様子に異変を感じた主人は慌てて
「待って待って!どうした?!」と私を抱きしめる。
私は声にならない声で、やっと
「赤ちゃん死んじゃった。」
「ごめんなさい。」
「ちゃんと産んであげられなかった。」と言った。

2歳の娘は私が泣いた所を見た事が無かったのでキョトンとしていたが、
「だいじょーぶ??ママだいじょーぶ?」と心配そうにしていた。
頭を撫でると
「娘ちゃんがいるよ」と娘が言うので余計に涙腺が崩壊してわんわん泣いた。

主人は娘の面倒を見ながら、そっと側にいてくれた。
ありがとうという気持ちと申し訳ないという気持ちでグチャグチャになる。

いくら誰かに流産は私のせいでは無いと言われても考えずにはいられないのだ。
なんで?なんで?と。