研ぎ直し 霞研ぎ | 刃物に魅了されて ~刃物や三省堂ブログ~

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廣瀬 騎優(ひろせ きゆう)と申します。

当ブログでは刃物の魅力や店のイベントやお得な情報などを書いていきます。
刃物を通して驚きや体験を提供できるよう努めて参ります。

今回は研ぎについて載せてみたいと思います。

 
インスタなどでも紹介しましたが、研ぎは
 
荒研ぎ
   ↓
中研ぎ
   ↓
仕上げ研ぎ
 
このような段階を踏んでスパッと切れ、ピカッと光る包丁に仕上げます。
 
ただ、一つ問題があるとすれば、砥石に当たる所全てがピカッとなってしまう為
 

 
このようなダマスカス仕上げの包丁や
 

 
積層構造の包丁などを研いだ場合、研ぎ面の模様が薄くなってしまいます。
 
やはり、切れ味もそうですが、見た目も包丁の魅力の一つです。
 

先日紹介した鏡面仕上げの包丁。
 
これはこれで美しいと思います。
 
しかし
 

これも美しくありませんか?
 
切れ味を出す為に硬度を持たせてる箇所は鏡面にし
 
柔らかい軟鉄部は、曇らせる霞研ぎに近い研ぎです。
 

元はこのような感じでした。
 
ただ、これも好き好みが分かれるところではあります。
 
研ぎ直しの際
 
霞研ぎがいい‼︎
 
鏡面仕上げがいい‼︎
 
何なりご相談下さい。
 
刃物や三省堂では、研ぎに関してもお客様に合った研ぎ直しをご提案させていただきます。