ホメオパシーは有効? 「副作用もないが治療効果もない」VS「科学的に有効性が証明」 yahoo!産経新聞からです。
副作用が全くないお薬というのは、偽薬、プラセボ、プラシーボ placeboですね。精神的な作用が、身体に良い効果を与えるのですよね。
それでも全ての人に偽薬、プラセボ、プラシーボ placebo効果が出る訳ではありませんね。良くて2~3割程度の人に偽薬、プラセボ、プラシーボ placebo効果が出るくらいですね。
思い込みの力が強い人がその程度の割合に実験で含まれるのかも知れませんが、オイラは比較的サブラクセーションSubluxationが軽度の人たちがその程度より少ないの割合で実験に含まれていて、その他は思い込みの強い人でその割合を満たしていると考えています。
健康になる為には、その人の身体自体が本来遺伝的に受け継がれて身体に備わっている働きや機能や力を発揮できる状態にすることが必要不可欠です。そのような状態に身体があると、身体の中に取り込まれた様々な物を上手に合成して、身体に必要な物を必要なだけ与えることもできますし、身体に不要となったものは体外に出すこともできます。
薬は身体の外から与える物です。そんなものでは身体は健康になれないのです。
近代医学の有効性を否定しない学術会議もまた無能集団だと言う事がわかります。近代医学が健康になる為にあるなどと誤解している無能集団にはなりたくないものです。
戦場でお医者さんたちが培った弾丸を摘出したり止まらなくなった出血を止血する事などによる救急救命だけが有効な医療行為ですね。その他の医療行為は製薬会社を儲けさせる為だけですね。
救急救命によって助けられた命を、残された身体を最高の状態にする為には、正統カイロプラクティックCHiropracticを定期的に受け続けることが必要不可欠になりますね。
本当に健康を手にいれたり、手に入れようとしている人たちは正統カイロプラクティックChiropracticを定期的に受け続ける人たちです。神経が正常に働けるように神経圧迫(サブラクセーションSubluxation)を取り除くのは正統カイロプラクティックChiropracticです。
健康とはサブラクセーションSubluxationが無い状態に保たれていることです。
健康を維持しやすくする為に、適度な負荷のかかる運動を定期的に行うことや毒に汚染されていない食事を日常的に摂取すること、日々の精神的ストレスStressを軽減させるようにつとめることと、身の回りの生活環境を良いものに保つようにすることも必要になりますね。
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ホメオパシーは有効? 「副作用もないが治療効果もない」VS「科学的に有効性が証明」
産経新聞 9月26日(日)18時11分配信
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ホメオパシー療法で使われる「レメディー」(中鉢久美子撮影)(写真:産経新聞)
植物などを希釈させた水を砂糖玉にしみこませて作る「レメディー」を服用する代替療法「ホメオパシー」の有効性などの議論が活発化している。8月末に日本学術会議が、ホメオパシーの治療効果を否定する談話を出したことがきっかけだ。これを受け、ホメオパシー関連団体が「科学的根拠はある」などと反発。厚生労働省も実態把握に乗り出した。ホメオパシー利用者が現代医療を拒否したために死亡したとされるケースもあり、議論の行方は予断を許さない。
【写真】 ホメオパシーの提唱者、サミュエル・ハーネマン
■医師会なども学術会議に賛同
8月24日、各省庁などに政策提言を行う内閣府の特別の機関、日本学術会議は、金沢一郎会長(神経内科学)名で「ホメオパシーについての会長談話」を出した。
談話は、ホメオパシーで摂取するレメディーについて、「植物などを水で10の60乗倍希釈してつくったものを砂糖玉にしみこませたもので、元の物質が含まれないのは誰でも理解できるはず」と指摘し、医学誌の論文を提示した上で「効果はプラセボ(偽薬)と同じで、有効性がないことが科学的に証明されている」と切り捨てた。
日本医師会など9団体も日本学術会議の会長談話に賛同する声明を発表したほか、厚生労働省はホメオパシーなどの代替医療の実態把握に乗り出している。厚労省では「個別の代替医療の有効性についていいとかダメとかは言えないが、学術会議の意向は重く受け止める」としている。
これに対して、日本の代表的なホメオパシー関連団体の1つ「日本ホメオパシー医学協会」(東京都世田谷区)は、会長談話について反論を展開した。「ホメオパシーの有効性を否定する論文の数は、ほんのわずかしかありません。しかも、学術会議が(効果がないことの)根拠とした論文は欠陥論文です。一方、有効性を肯定する論文は山ほどあります」。
■相次ぐ死亡ケース
そもそも学術会議が談話を発表した背景には、ホメオパシーにからんだ死亡事故が相次いだことがある。
新生児の頭蓋内出血の予防に必要とされるビタミンK2の代わりにレメディーを投与されていた山口市の生後2カ月の女児が、昨年10月にビタミンK欠乏性出血症で死亡したとして、女児の母親が、レメディーを投与したホメオパシー療法家の助産師を相手に、損害賠償を求めて提訴していたことが今年7月発覚した。
また、今年5月には、東京の多摩地区のホメオパシー利用者の悪性リンパ腫の女性=当時(43)=が、通常の医療をほとんど受けずに死亡したとみられるケースもあった。女性は、症状の悪化をホメオパシーでいう「好転反応」ととらえていたとされる。ホメオパシーでは、レメディー使用後の症状の悪化は、健康を回復するための一時的なものととらえている。
こうした死亡事故が起きているにもかかわらず、ホメオパシー利用者のネット上での体験談の投稿などが絶えることはなく、“信奉者”は減る気配を見せない。
日本ホメオパシー医学協会の会長が学長も兼務するホメオパシー専門学校のHPの掲示板には、娘がやけどをしたという母親の投稿に「やけどには蒸気をあてる方が効果的」などのホメオパシー療法家のアドバイスが書かれている。
中には“医療ネグレクト”だとネット上で騒動になった書き込みもあった。腎臓病の子どもを持つ母親が7月15日に「(子供が)レメディーをとると顔がはれて足がむくみ、尿蛋白も出る。このままレメディーで腎臓をケアしたい」と書き込んだ。山口市の新生児がビタミンK欠乏症で死亡した事故が報道された直後だったため、ネットでは再びホメオパシーで子供の命が失われかねないなどとして、掲示板を見た複数の人が警察や児童相談所に通報した。実際には、子供の症状は書き込みよりも軽かったため、騒動は収まったが、体験談の掲示板には現在、ホメオパシー療法家からのアドバイスは停止されている。
■現代医療の側の問題も
なぜ利用者は減らないのか。日本ホメオパシー医学協会の回答はシンプルだ。「第一に有効であること、第二に安全であるという単純な理由によります」。しかし、学術会議の唐木英明副会長(農学)は「ホメオパシーはまじないや祈●(=示へんに寿の旧字体)(きとう)に過ぎない。一般人が自分でホメオパシーを選択するなら自己責任だが、医療を生業にする人が患者に薦めたために、山口のような訴訟問題になった」とする。実際、日本助産師会の調査で、開業助産所433カ所のうち36カ所で、過去2年間に新生児に必要とされるビタミンK2を投与せず、レメディーを投与していたケースがあったことが判明している。
しかし、唐木副会長は、ホメオパシーが広まるのは「現代医療のすき間を突かれている」と現代医療の側の問題点も指摘する。「ホメオパシー療法家は、利用者の悩みをきちんと聞いている。現代医療も心のケアをどうするのか真剣に考える段階に来ている」。
ホメオパシー療法家の健康相談は、約1時間かけて相談者に適合するレメディーを指示するもので、費用は大人で8千円から1万5千円だという。レメディーの価格はさまざまだが、一例としては、約30粒の小瓶に入ったもので580円のものなどがあり、36種類のセット販売もされているようだ。砂糖玉だと考えれば非常に高価といえる。唐木副会長は「高価なレメディーをめぐるビジネスを手放したくない人がたくさんいるのは事実だ。ホメオパシーが広まる背景にはこうした事情もあることは多くの人が指摘している」と話している。
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