期待の星、コースに散る=初戦制し躍進中―富沢選手 | Viva La VidaハモンカルマンズHamon'n'Karman'z

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人生には平等に必ず三度のチャンスが与えられている。
しかし、それに気づく者と気づかぬ者がいるのです。



オイラは、この頃MOTO GPを観ていなかったのですが、MOTO GPで勝てるこの国の人がいたのですね。

限界を超えるか超えないかのレースRaceですから、このような事故も起こりえるのでしょうね。


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期待の星、コースに散る=初戦制し躍進中―富沢選手

 将来を期待された19歳が、レース事故で逝った。モト2クラス決勝の12周目。富沢選手が乗ったバイクが縁石に乗ってバランスを崩す。転倒し、後続の2台にひかれた体は40メートルほど先の砂利の上へ。2時間後、搬送先の病院で死亡が確認された。
 予選8番手だった富沢選手は、レースが始まると一時はトップに立つなど上位争いを演じた。激しい攻防の中、極限に近い状況での走りが続く。ロイター電は「フルスピード」と伝えた。
 幼いころからポケットバイクに親しみ、早くからレースで注目を集める存在だった。千葉・匝瑳高在学中に、家族と「学業をおろそかにしない」と約束して全日本ロードレース選手権に出場したという。世界選手権シリーズには昨年から参戦した。今季は開幕戦のカタール・グランプリで記念すべき新設モト2クラスの初レースに優勝。世界にその存在を知られたばかりだった。
 事故の後、最高峰のモトGPクラスまでレースは続いた。上位に入った選手も富沢選手の死を知り、沈痛な表情を浮かべた。世界王者のロッシは「彼は面白くて愛くるしいやつだった。これ以上の悲劇はない」と涙にくれた。
<転載終了>