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しかし、それに気づく者と気づかぬ者がいるのです。

メキシコ湾にハリケーン襲来 BP回収に遅れ、被害拡大も MSN産経ニュースからです。

このBPの石油掘削施設から流出が続いているこの問題は、とても大きな問題になりそうですね。そしてこの事故は計画的な株式の売り抜けなどを伴っていますから、そちらの方の問題もありますね。

原油価格にどのように影響していくのかもこれから先に出てくるのでしょうね。

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メキシコ湾にハリケーン襲来 BP回収に遅れ、被害拡大も (1/2ページ)
2010.7.1 18:10
このニュースのトピックス:地域の話題

30日、メキシコ湾に襲来したハリケーン「アレックス」で荒波にもまれる油回収船(ロイター)
 【ワシントン=渡辺浩生】メキシコ湾に今シーズン初のハリケーン「アレックス」が襲来し、英メジャー(国際石油資本)BPの石油掘削施設から流出が続く原油の回収作業の一部が、高波や強風の影響で停止に追い込まれている。今年はハリケーンの多発の年とみられ、海岸線や湿地帯の原油汚染を拡大させ、除去作業のさらなる長期化や費用の増大を招く恐れがある。
 「アレックス」は30日、メキシコ沿岸部に上陸。最大風速毎時160キロ、時速16キロの速度で西へ移動している。オバマ大統領はテキサス州に非常事態宣言を出した。
 ロイター通信によると、流出原油が海面に漂流するルイジアナ州沖も、約2・1メートルの高波や最大風速毎時約40キロメートルの強風に見舞われ、洋上での原油回収、原油燃焼処理、化学分散剤の空中散布などが停止に追い込まれた。海岸線への漂着を阻止するオイルワックスも、一部が高波で分断された。
 流出元の油井からチューブを通じてタンカーで原油を回収する作業や、油井につなげる「救援井戸」の掘削作業は続けられたが、さらに風や波が強まれば停止される見込みだ。

米沿岸警備隊のアレン司令官は30日の記者会見で「嵐が2、3度押し寄せれば、これまで漂着を経験していない内陸や湿地帯に原油が移動する可能性がある」と語った。
 専門家に以前から指摘されてきたハリケーンによる陸上汚染拡大の危険が高まっているわけで、沿岸警備隊は強風、高波による油の動きを一段と注視し、内陸の油を除去するための特別作業チームの編成を急いでいる。
 しかし、ルイジアナ州南部に広がる全米最大の湿地帯の奥へ油が上陸すれば、除去は極めて困難だ。湿地の水没や生態系の破壊を早める恐れがある。
 気象学者は「今季はハリケーンが活発な1年」と予測している。そうなれば、メキシコ湾の除去作業全体が長期化するのは必至だ。
 BPはこれまでに約26億5千万ドルを除去作業に投入している。6月下旬にはホワイトハウスとの間で、被害を賠償する200億ドルの預託基金を設立することを決めた。ハリケーンが相次いで、油が陸上し建物などを汚染した際には、その洗浄費用も基金から拠出される見通しで、BPの負担増大は免れない。
<転載終了>