警察が扱った死因不明の異状死体が約16万体で、10年前の1.5倍。解剖率は10%未満 (民主党  | Viva La VidaハモンカルマンズHamon'n'Karman'z

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しかし、それに気づく者と気づかぬ者がいるのです。

警察が扱った死因不明の異状死体が約16万体で、10年前の1.5倍。解剖率は10%未満 (民主党 柳澤光美 国会にて 阿修羅からです。

警察の捜査能力が低いだけでは無いようです。検死の予算も少ないようです、検死をしなくてもCTとMRIの画像を残しておくだけでも事件の解決につながる可能性もあるようですが、何故かその方法を採用しませんね。多分いまの予算でも十分間に合うはずです。

今の警察組織では無理かもしれないので、ぜひ今の組織は全廃して新しい組織を作ってこの国の治安を良くして欲しいものです。現場の意見を取り入れられるような組織が必要なのでしょう。

自殺と処理されるような他殺も多いのが現状でしょうね。

<転載開始>
警察が扱った死因不明の異状死体が約16万体で、10年前の1.5倍。解剖率は10%未満 (民主党 柳澤光美 国会にて
http://www.asyura2.com/09/social7/msg/460.html
投稿者 ブッダの弟子 日時 2009 年 9 月 29 日 13:59:02: WrVq5GKL9DWTY


「2009年3月24日(火) 内閣委員会議事録(抜粋)」(PDF、民主党参議院議員・柳澤光美氏のHP)
http://www.yanagisawa-m.jp/20090324.pdf

質問:警察が扱った死因不明の異状死体の件数というのが急激に伸びています。
平成20年には16万1838体と言われています。 これは、一つは自殺の問題もあります。 それから、
高齢者の孤独死の問題もあります。 これはもう毎年毎年増えてきている。 10年前の今1.5倍になっている。

ところが、一方で司法解剖とか行政解剖を執刀する解剖医というのは、
19年の12月時点で132人しかいない。 年間どうやっても1万5000体が限界。 だから、10分の1もできない。
しかも、今後解剖医のなり手がますますいなくなる。 小児科医、産科医に比べもっと、
本当に開業医になることも難しいという中で、実は解剖率は今もう10パーを切って9%台をうろうろしているんですが、
アメリカでは50%、イギリスが60%、実は自殺対策を国を挙げて取り組んだフィンランドは100%なんですよ。
そういうことも踏まえて、フィンランドは3割以上の自殺者が減るという対策を取られているんですが。

実は、現在、異状死体の9割というのは専門知識の不十分な警察官とか、
立会いのお医者さんもほとんど経験がない方が、見るだけでもう判断をする。
それが解剖に回るとかというルールもない中で16万体を超える処理がされていってしまう。

政府参考人:委員のおっしゃるとおり今問題状況でございまして、そして警察は、
異状死体といいますか不自然死体をまず最初にすべて扱います。外から見るいわゆる検視を行います。
したがって、まずその検視の精度といいますか、能力が高くないと見過ごすというのが、現行制度上はそうでございます。
そこから犯罪の疑いありという事になりますと、いわゆる司法解剖という事になってくるわけでございますが、
ご指摘のとおり解剖医の先生方の数がなかなか増えないと。
<転載終了>