オバマを呪う、Lee Harvey Oswald wannabes たち ジャパンハンドラーズさんからです。
『金持ちVS貧乏人』という分かりやすい対立軸を教えてくれるジャパンハンドラーズさんは、さすがですね。USAで健康に気をつけている人たちの多くはお金持ちです。そして、その人達は定期的にカイロプラクティックChiropracticを受け続けています。EUでも同じですね。
この国はそういう情報が流れてこないのか、お金持ちがいないのか極わずかの人達がUSAやEUのお金持ちの人達の指示でカイロプラクティックChiropracticを受けている程度ですね。
もちろん、そういった人達が定期的に受け続けているカイロプラクティックChiropracticは正統カイロプラクティックです。
健康になりたいと願う人たちが、ちゃんと正統カイロプラクティックChiropracticに辿り着ける様な世の中になると良いです。
そういった意味では、この国の健康保険も一部の人たちのもとにお金が流れ込んでしまうのと、健康にはなれないという二つの問題を抱えています。
<転載開始>
オバマを呪う、Lee Harvey Oswald wannabes たち
アルルの男・ヒロシです。
オバマを呪うキャンペーンというのがあるらしい。ワシントンポストのコルベール・キングのコラムによれば、白人牧師の間で、「ミシェル・オバマが未亡人になるように祈る会」というのがあるという。ケネディのように暗殺されて、「ナショナルホリディ」をもう一つ増やすのはいやだから、できればテッド・ケネディのように自然死でお願いしたいという「死に方」のリクエストまである。
A Dangerous Kind of Hate
By Colbert I. King
Saturday, September 12, 2009
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/09/11/AR2009091103274_pf.html
アメリカの保守層は、いわゆる「情報弱者」が多く、特に田舎に行けば行くほど、変になる。反中央政府なのは良いのだが、その反発の現れ方に特徴がある。
「政府は私達の銃を持つ権利を奪おうとしている」
「政府は公的保険を導入して社会主義国家化を図ろうとしている」
「政府は公的教育を通じて私達を洗脳しようとしている」
などなど。
3番目は確かに当たっていなくもないが、オバマが学校向けスピーチをして、通り一辺倒のことを行っただけで、「子供達を洗脳(インドクトリネーション)しようとしている」と反発が起きる。
アメリカ国内は景気回復と言っていますが、こんなのは大嘘。株屋の新聞だけを読んでいると回復したように見えるだけです。上の事例のような原理主義がアメリカの原点であり、昔からあるのだけれども、経済困窮がそれを現在になって助長する原因になっていると思う。
実際、キングのコラムによると、反オバマの保守層が、オバマの演説集会に銃を持ち込む例もあったりして、結構物騒な状況になっている。「銃を持つ権利を保障した憲法が尊重されるかどうか」を試そうとしたと言っているらしいが、本当かどうか。
世界の対立軸は「金持ちVS貧乏人」しか存在せず、それ以外の枠組みは、金持ちによって作り出された人工的なもの。
日本の保守VS左翼なんてのもそう。ウェブ上の親日VS反日という論争の枠組みもばかばかしくて見てられない。そもそも論争している側が都合良く、親日と反日を定義している。
アメリカのオバマへの反発も、本当の支配層であるFRBやウォール街の銀行家への「弾よけ」として演出されるのだが、「情報弱者」の田舎の保守層にはそれがわからない。これに宗教原理主義が関わってくるので、パラノイアはさらに加速する。
日本にも米民主党批判の論調は産経の古森義久さんアタリから伝わってくるけど、こういうにおいのところを報じないので困る。「民主党のリベラルのオバマを批判するのは共和党の良い人たち」というレベルでしか伝わらない。
古森さん自身が新聞記者時代にアメリカのネオコンと同じような思想遍歴をたどって居るんだけど、泥臭いアメリカのこういった「危険なオヤジ」の話を書かない。
昨日、某所のオフ会で拙著「パワエリ本」を即売したら、おかげさまで持参した5冊が完売しました。
9月になって、書店で本格的に並ぶようになりましたのでお目に付くこともあると思います。
<参考記事>
Anti-Government Protests Draws Tens of Thousands to D.C.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/09/12/AR2009091200971.html?hpid=topnews
<転載終了>