ロードレーサータイプが危ない!?「自転車ED」zakzakからです。
椅子のようなリカンベントRecumbent Bike自転車以外は、健康に悪影響を与えるのです。恥骨で体重を支える構造に人間の身体がなっていたなら問題ないのでしょうが、残念ながら人体は恥骨で体重を支えようとすると無理がかかるのです。
骨の変位があると健康ではいられなくなってしまう構造や機能をもつ人間の身体ですから、健康の為には自転車に乗らないか、リカンベントRecumbent Bikeを選ぶかの2つに1つですね。
もう一つ、健康に悪影響を出すのは水泳ですね。塩素と浮力が身体の健康を害するのです。
健康を守る為に、身を守ることも考えて欲しいです。
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ロードレーサータイプが危ない!?「自転車ED」
EDタチのいい話、悪い話
メタボ対策にもなるし、エコにもいい-。そんな意識の高まりか、自転車通勤をするサラリーマンが増えている。が、自分の勃起力の具合に注目しておく必要がある。
【先端がとがっていて幅の狭いサドルに注意】
国内外の泌尿器科専門医の間では、自転車のサドルの種類によっては長時間の走行を繰り返すことでED(勃起障害)を起こしやすいと認識されているからだ。
世界的に権威のある国際性機能学会が発行する「ジャーナル・オブ・セクシャルメディスン」(2008年8月号)の巻頭論説でも「自転車ED」が取り上げられている。要約すると、EDのリスクが高いのは「先端がとがっていて幅の狭いサドル」。よくロードレースタイプの自転車に装着されている形状のサドルだ。
「会陰部(股)には肉が付いてなく、まったくの無防備。ここにピッタリフィットする細いサドルは圧迫が強いため、血流と神経の障害を起こしやすいのです」と説明するのは、東邦大学医療センター大森病院・泌尿器科の永尾光一准教授。
乗っているときの姿勢やサドルの角度によっても圧迫の度合いは若干違ってくるが、できればノーズ(前に突き出る部分)が短くて尻を乗せる部分が幅広のタイプ。硬い革張りより、クッションの利いたママチャリ・タイプに近いほどリスクは少ないという。
この“自転車ED”は日本でも学会で発表されているが、とくに米国では一般的によく知られた話。ある警察署で管轄エリアを自転車でパトロールする警官にEDが多いことから、医師が自転車のサドルを変えることを提言。すっかりED被害が収まったことから、その医師が警察署から表彰されたというエピソードがあるほどだ。
永尾准教授によれば、ED治療で来院する患者に競輪選手が多いという事実はないそうだが、自転車といえば郵便や新聞の配達員、そば屋の出前など、かなり潜在患者はいるはずだ。
「乗る時間や頻度など一概にいえないが、乗っていて会陰部の知覚が鈍ってきたら神経障害の疑いあり。要注意です」
いまではノーズに溝のあるサドルやパット入り専用パンツなど、自転車用品は豊富。愛輪者はED対策を検討してみては。
ZAKZAK 2009/08/10
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