[ニュースエン:キム·ボムソク専門記者]
漫画「都市征伐」がドラマとしてリメイクされる。
映画「師匠の恩恵」「時間の上の家」、OCNドラマ「サーチ」のイム·デウン監督が演出し、海外ファンダムを保有したグローバルスター2~3人と出演を調整中だ。
シン·ヒョンビン作家の「都市征伐」は1998年12巻セット1部で活躍した後、現在12部まで版を拡大してきたロングセラーだ。 恵まれない「土のスプーン(貧しい生まれ)」青年ペク·ミルが暗黒街の金づるである実父ペク·スンヒョンと再会した後、巨大権力集団を懲らしめる内容のアクション劇。 愛憎関係の父親が権力家に殺害されると加害集団に潜入して復讐するという点で映画「内部者たち」が連想される。 また、勧善懲悪という鮮明なメッセージを盛り込んだイ·ジュンギ主演SBS「アゲインマイライフ」とも同じ血筋だ。
ドラマ「都市征伐」はハン·イェスル、チャン·シニョンをスターにしたベテランマネージャーのソ·ヨンファン代表が製作者として出る。 シン·ヒョンビン作家との親交で13年前から同プロジェクトを準備してきたソ代表は、制作ノウハウを学ぼうと、これまで数多くの映画現場スタッフとして働いた。 「観相」「明堂」「相性」「少女怪談」等、ジュピターフィルムのジュ·ピルホ代表がソ·ヨンファン氏の製作意志と執念に注目し、スタッフとして5年以上雇用し製作管理、会計など現場実戦知識を伝授した。
13年という歳月から察するようにハンディキャップもあった。 「都市征伐」は2013年キム·ヒョンジュン主演で撮影していたところKBS編成が突然不発に終わりひっくり返る不運も体験した。 不確実な収益性と共に公営放送で暴力性の濃いドラマをするのが正しいのかという指摘が一歩遅れて足を引っ張ったのだ。
ソ·ヨンファン代表は「傷も癒され、制作陣も入れ替えられた。 キャスティングと編成、プラットフォームなどメディア環境も友好的な状況」とし、「オールドだろうという先入観を破るために時代精神も変えた。 Kコンテンツの辛さを世界にアピールしたい」と意欲を示した。
「都市征伐」が一時ひっくり返ったが、10年ぶりにリモデリングされ大ヒットした「建築学概論」「イカゲーム」「共助」の後輩作品になるか気になる。 3作品はいずれも投資とキャスティングが不如意で、約10年間製作が保留されたが、一歩遅れて再点火してビッグヒットしたという共通点がある。
(写真=「都市征伐」)
キム·ボムソク専門bskim129@newsen.com