デイリーアン
「沈黙戦略」半分の勝利おさめたオム・テウン、残りは...①
記事入力2016.09.19午前9:31
性暴力特例法で提訴…警察捜査'口を閉ざし'
所属会社側の曖昧な立場表明後
俳優、オム・テウンが性的暴行容疑ではない性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反の疑いで提訴され、調査を受けている。 ⓒ連合ニュース
どうしても芸能部記者たちが、秋夕連休に経験しなければならない最大の悩みは各種の芸能界の懸案についた質問だ。 普段ニュースを通じて知りたかった部分を聞いてきた家族や知り合いによって困った状況を経験する芸能部記者たちが多いこと。
そうだと容易にあれこれ答えをしてあげることもできない。 そういう場でなんと話をしたらこのようなコメントの主人公になるのがオチだからだ。 '私の叔父が芸能部記者だが事実はこうらしい~''私の友達の叔母が芸能部記者だが…'など。
今度の秋夕連休期間の間、最も大きな関心事は当然オム・テウン事件だ。
ところが、予想外の反応が感知された。 オム・テウン側の口を固く閉ざしている戦略がある程度通じているという部分だ。
すでに朴裕仟(バク・ユチョン)や、イジヌクなどの事件を通じて'芸能人の性的暴行の訴訟が必ず有罪を意味するものではない'いう公式が成立したうえ、オム・テウン事件の場合、被害女性が別の事件で拘束収監されている状況だ。 そのため、今回もオム・テウンが性的暴行の加害者ではなく、誣告罪の被害者である可能性があるという世論が形成された。
さらに、オム・テウン側の口を固く閉ざしている戦略によって関連記事の投稿もあまり多くないという部分もオム・テウン側に力を与えている雰囲気だ。 それほど問題が確信されず早期に収拾されるムードが感知されている。もちろん、警察捜査結果が出るまでと限られた静かな状態でしかないが、その前までの世論戦では確かに勝利を収めている状況だ。 まだ半分の勝利に過ぎないが、果たしてオム・テウンは最後も笑っていられるかな。
事実、芸能界ではオム・テウン側の対応に問題点を指摘する声が高かった。 まず、明確な立場表明が行われていなかった部分だ。 事実上'、告訴人が主張する内容はまったく事実がないと把握された'という点と'告訴人について無罪および恐喝脅迫などによるすべての法的対応を検討している'いう点がすべてだ。
ここで、告訴人が主張する内容が性的暴行を意味するか、でなければ性的関係かどうかさえも行われなかったという主張なのかが明確でない。 未婚の既存の性犯罪に巻き込まれる芸能人の場合性的暴行がないという部分、つまりて強姦でない和姦であることを立証すれば済む状況だった。
一方、オム・テウンは強姦でない和姦にも既婚と'不倫'という致命的な状況にさらされるしかない。 さらに、買春疑惑もくすぶっている。
なぜオム・テウン側が性関係そのものを否定するなどの強力な立場を明らかにできないまま曖昧な立場を示したのかについて憶測が飛び交った。
また、告訴人に対して誣告罪の告訴などの強力な対応を迅速にできないまま'検討して'という表現を使ったかどうかをめぐっても意見が多かった。
さらに、警察署に出頭する当時も、オム・テウンは、黙り込みで一貫した。
"誣告は本当に大きい罪です"とし、強力な立場を明らかにしたイジヌクとは相反する姿だ。
このような黙していることが誤解を育てることができるという懸念の声が大きかった。
しかし、秋夕の民心(?)は予想外に沈黙で一貫したオム・テウン側に有利に動いている模様強い。 沈黙で一貫し、関連記事を最小化したのが功を奏したもの。
もしオム・テウン側が何か立場を明らかにし、強力な対応をしたとすれば、関連記事はさらに多くなるしかなかった。
オム・テウン側は、有名法律事務所'キムアンドチャン'を弁護人に選任したという。
キムアンドチャンには2年前、京畿警察庁長を歴任したチェドンヘ弁護士が所属している。
オム・テウンの所属会社のキイストは、有名芸能専門弁護士の李在萬(イ・ジェマン)弁護士と一緒に働いてきた。
チュジフンとキム・ヒョンジュンなどのキーイースト所属の俳優らの事件を担当した李弁護士は過去ジュビョンジン事件※こちら
で1審有罪判決を2審無罪判決で覆すなど芸能人の性犯罪の弁護で頭角を現した法曹人だ。
それでも李在萬(イ・ジェマン)弁護士ではなく、キムアンドチャンを選任したことを巡り、法曹界ではオム・テウン側の対応がそれほど攻撃的だという反応が出ている。
デイリーアン
ミンギョドン客員記者