先週でOEMポシェットが終わり今週からフィリピンの伝統織物ビナクルを使用したトートバッグとサコッシュを作ります。並行して月末納品予定の鉄道関連のプロテクターの仕込みもしています。
ビナクルトートバッグ用の栃木レザーの持ち手です。抜き型で抜いてから床処理やコバ処理をして軽く磨きます。
長い抜き型はクリッカーで使用すると少しずつ反ってきます。その反りって修正したことありませんがクランプを使って強制的な修正を試みます。
あまり期待してませんが結果は後日(^^)
追記💦やっぱりクランプ程度では抜き型の反りは直りそうもないです(笑)でも諦めずにやってみます。抜き型を逆さにして(刃を上にして)クリッカーで繰り返しプレスするのも良いかも。他になにか良い方法があれば教えて下さい🙇
👆床処理中です。革は購入時既に床処理してありますが足らないので更に施工します。
👆床処理が終わったらダイヤモンドの軸付き砥石でコバを軽く整えます。
👆その後コバにトコカラーを塗って半乾きの内にコバ磨き機で磨きます。このコバ磨き機は大阪の安井商店のオリジナル機で使いやすいです(^^)
というわけで、長い持ち手なのでこんな感じで仕上げますが通常持ち手と剣先以外はコバ磨きはせず直接イリスで仕上げます。ブリーフケースの剣先など小さい部品は手工具で磨きます。
今回は革一枚で持ち手としますがもっとグレードを上げる時は革を2枚貼り合わせて両面表革とします。或いは持つところだけ2枚合わせにします。
革は高額な上、やろうと思えば限りなく手間がかかるので自分で「ここまで」と決めてやらないと大変な事になります💦💦💦既になってますが…(笑)