スクールバッグのフロントポケットにファスナーを付ける最後の作業をしています。
生地とファスナーの間隔を均一にするため爪付きの中押さえを使用します。これはU193SGと刻印がある中押さえ金具ですがU193Gと書いてある事もありますし、同じ刻印でも爪が薄く加工されているものが多いです。ファスナーに使用する場合は加工用のものを購入して自分で削りますので複数所有しています。
普通の中押さえ金具と比べて値段が高いですし、欠品中の場合が多いです。
画像のものは購入時の爪の巾が5ミリのタイプでしたが現在は3.8ミリに削ってあり、生地とファスナーの間隔は4ミリほどに仕上がります。この間隔は基本的にはファスナーのサイズにより違えますが、ファスナーの動きを阻害する場合もありますので要注意です。
生地の二つ巻きとファスナー付けを同時にやるラッパとか2本針ミシンとの併用でファスナー両側を同時に縫い付ける方法もありますがウチの場合は最初に生地片側にファスナーをグログランテープで巻きながら縫い付け、その後で生地を折り返しながらステッチするので片側2工程、両側で4工程となります。他の工場で安価に大量生産する場合はケースバイケースですがテープ類による縁巻は無しで1工程でファスナーを縫い付けることも可能だと思いますがそれはそれで高い技術力と設備などにお金のかかる仕事です。



