300番という小さなハトメの手打ち具の打ち台が摩耗したので新しいものを購入しました。
このタイプの手打ち具は焼入れしてないので長持ちしません。生地の厚さやハトメの材質などの組み合わせにより100〜1000発前後でダメになりますが値段が安いので買い替えながら使います。
現在の組み合わせは厚さ0.5ミリ程度のナイロン生地1枚に真鍮のハトメ#300ですが、この組み合わせでは生地が薄過ぎるため高さ5ミリのハトメを打ち具で何度も叩かなくてはなりません。さらに生地がクッションになってくれないので打ち台の穴周辺の鉄の薄く反り立った部分が衝撃で少しずつ欠けてきます。以前は厚い部分にハトメを打ってましたが新型では薄い部分にハトメを4つも打つので打ち台の消耗が激しいです。生地が薄い時は真鍮よりも柔らかいアルミのハトメにするべきかもしれませんね。或いは足の短い真鍮ハトメ#300にすべきですが常にout of stockで手に入りません。
新しい打ち具で作業スピードが1.5倍くらい早くなりましたが打ち台の消耗が早くて160個打ったところで中止せざるを得ない感じです。アルミのハトメが明日届くので試してみます。ダメなら焼き入れしてある打ち具の購入を検討します。
追記1
今日、アルミのハトメ#300が届きました。
真鍮のニッケルメッキとは色が違うだけでなく大きさも違いました。
追記2
アルミは柔らかいので打ちやすいし打ち台のダメージも軽いと思いますが色が安っぽいし、裏の座金が大き過ぎますね💦
これでは仕事がいっこうにはかどらないので昨日焼き入れしてある打ち具、しかもプレス機用の打ち駒セットをポチしました。また、足の短いハトメNo.300の問い合わせもしました。どうなるでしょうね?届くまで別の仕事をします😱
※ステンレスのハトメNo.300には専用の打ち具セットがあってとても高額です。それだけ硬いということですね。