スクエアトートの試作も4個目になりました。

ぱっと見では3個目のサンプルとほぼ同じですが型紙の半分以上を修正してより商品に近いクオリティーになっています。



フタの形を変更しましたが、まだ検討の余地ありです。
直線のステッチを排して要所だけカン止めにしたことでソフト感が出ました。

両サイドの大きなポケットにホックを付けました。画像では見えませんがポケットの縫い付け部分も変更してソフト感を重視しました。

正面の大きなポケットとピスネーム。
底には5ミリ厚のウレタンが入ってます。
前後と底に5ミリ厚のウレタンを入れるために210デニールのナイロンで裏地を付けました。



3個目のサンプルとの一番大きな違いは裏地を付けてクッション材を入れたことで、パソコンやタブレットを安全に収納出来るようにしたことです。型崩れ防止にも一役かってます。
しかし、個人的に感じる一番の違いは裁断寸法や縫い位置、縫い方を変更して直線的なシルエットの中にもソフト感を演出したり自重による型崩れを防いだりすることが自然に出来たことだと思います。経験や知識も必要な時にすぐに引き出せるわけではなく、どちらかというと忘れてしまって出てこないことも多いので(^o^;)今回に関して言えば3番目と4番目ではかなり大きく変容出来たと思います。
次の5thサンプルでは改善点をクリアして限りなく商品に近づけたいです。