70年代のLACOSTEのメタルラケットの半カバーが壊れているので修理します(^^)


縁取りの白いビニールテープが外れてカバーがパンクしてます。スポーツ用品はコスト最優先なので胴(本体)とマチの縫い付けと縁取りを一回で済ませる、いわゆる「一回まとめ」です。この方法だと工程を半分にできるのですが、縁取りのテープが外れるとカバーはパンクして穴が開きます。



生地の内側もラケットの錆や汚れが付いてひどい状態なので黒ターポリンで裏地を付けることにしました。分解した本体の形を工作用紙に写して型紙を作り、その型紙でターポリンの裏地を切り取ります。ここで本当は想像力を働かせなくてはなりません。つまり、本体の型紙は1つでいいのかどうか?ということです。スポーツ用品、とりわけ昔のものはかなりいい加減に出来ています。2枚のカバー本体生地は本来同じ抜型で抜くので同じ形だし、左右対称であるべきなんですが、ぜんぜん違っていることが多いのです(^_^;)この理由を書き始めると終わらないので割愛しますが、そういうことを予想して型紙を作る必要があるということです。
でも型紙を2枚も作りたくないし、多少形が違ってもなんとかなる‼️ので強引に進めます。


表胴(本体、見頃)と裏胴(本体、見頃)の形はやはりかなり違ってました。なぜか大きさも5ミリくらい違います。でもターポリンの裏地を縫い付けてマチと縫い合わせました。オリジナルは1回マトメですがコンカイ2回マトメです。これから縁巻きです。



縁取りに使うテープは厚さ0.3ミリ程度の白いビニールです。絹目テープとも言いますが、安いスポーツ用品によく使われます。このテープは少量で購入出来ません。なので白いビニールシートを購入して15ミリのテープを作りました。

なんとか出来上がりです(^^)/


あとは先金を見つけて取り付ければ完成です。
ファスナーも交換しようか考えましたが、フランスのスパイデックスというシャネルやフランス軍御用達だったヴィンテージのファスナーなのでそのまま使いました。

★修理しながら気づきましたがファスナーの縁の生地は綿でした。また、縫い糸も綿糸でした。