信長様から


お城の普請のご下知が下された。




やはり、本宮山になるそうじゃ。







じゃが、



ご家老衆からの反発も



大変な事になっとるそうじゃ。





前田様や山内様は、



皆で、嘆願書を出そう


などと息巻いておられたが。





だのに、兄者だけは呑気に



ほうか、ほうか と


まるで気にもかけとらん様子じゃった。