京都嵐山の天龍寺や東山の銀閣寺は この時期観光客で溢れていることでしょう
その天龍寺や銀閣寺を開山した夢窓疎石が京の都へ上る前に滞在していた
寺庵が近所にあります

四国第三十一番札所竹林寺がある五台山の麓に ひっそりと建つ
臨済宗 吸江禅寺(ぎゅうこうぜんじ)

かつて この吸江庵で夢窓疎石は穏やかな日々をおくられていたと・・

夢窓和尚は南北朝時代から室町時代にかけて時の権力者に多大な影響を与えた
臨済宗の禅僧として歴史に名を残しています

そして この吸江寺の庭園が特に印象的で趣があります

白石を敷き詰めた導線が裏庭に続き・・

静寂に包まれた池が そこに現れます

池には鯉が悠々と泳ぎ 奥には瀧を模した岩盤が直立していて・・ まさに
この景観は京都嵐山天龍寺の曹源池に創作された登龍門を彷彿させてくれます
後に天皇より諡号を贈られた夢窓国師は足利尊氏の願望により土佐で創造した
この庭を 京の都で更に壮大に築きあげたのでは? と

登龍門の上には仏舎利が天に向かって聳えていて 瀧を登り詰めた鯉が
龍になって天に昇るさまを思い浮かべさせてくれます

いにしえの戦国武将は臨済宗の教えを尊び この龍になろうと己を磨いたとか・・
そう云えば 以前訪れた松島瑞巌寺も伊達政宗によって臨済宗の寺として復活し
土佐の雪渓時も同様に長宗我部元親によって真言宗から臨済宗の寺として再興
されています

また この五台山周辺は武市半平太や濱口雄幸など多くの傑物が誕生しています

五台山を登って先ほどの仏舎利を山腹から礼拝!
太平洋戦争では多くの土佐人がビルマインパール作戦で亡くなりました
この塔はその慰霊を祀るものでもあるようです

更に山を登ってみると浦戸湾が現れ 遠くには玉島が浮いています

そこで チョッこっと船を浦戸湾へ出して旬のキスを狙ってみました

数は釣れませんが20オーバーの良型が顔を見せてくれます

高知海洋高校の漁業実習船『土佐海援丸』が帰港して来ました
若者達を乗せて何処か遠くでマグロを釣ってきたのかなぁ~?

ムニエルや塩焼きが美味しいキュウセンも厄介者のハオコゼと一緒に~

夕方 ほんのひと時 300円の餌でけっこう釣れました

この時期のキスはエビに似た甘味食感が味わえる糸造り刺身が最高です!

キス釣りの外道トラハゼやベラも梅肉と大葉で包んで揚げると上等の料理に・・!
浦戸の幸で杯を空けながら~~~
中世日本 もののふ達が戦国に想いを馳せて駆け抜けた時代
その武将たちが尊んだ臨済の教えをチョッとだけ学んでみました。