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高知の漁師言葉で「イケイケ」釣りとは、簡単に云えば「潮流し」潮の流れに餌と撒餌を乗せ魚を喰わせる非常に単純な釣り方です。
私の釣りに対する考え方は、小物は0.5号ハリスで釣る札幌の渓流山女釣りから、大物は沖縄糸満沖パヤオでキビナゴで釣った鰹を活餌にPE30号でカジキを狙う釣りまで、全く同じこの「イケイケ」です。
画像は今年1月28日 黒潮町田ノ浦の漁組が設置している筏での釣果です、この日は朝6時半から釣り始めましたが潮が全く流れず昼過ぎまで完全ボウズ、ところが1時過ぎから南が吹き始め丘向けの山潮が表層を流れ出し、まず上物の40クラスのスマ鰹があたり 続いてイサキ、底まで流しきって豹鯛、チヌ、イラ、カワハギと1時間足らずに連続、その後沖からの風が強くなりうねりが出てきたため迎船を呼び慌てて港へ戻りました。
次の画像が田ノ浦筏で、連結されて全長15メートル前後はあり、潮さえ流せば鯛類はほぼ確実にあたります。
しかしながら沖合い2キロ近くに設置されており、黒潮分流が当たる事もあり船酔いしやすい方にはお勧め出来ません。
土佐湾内の潮流をこちらでは、室戸岬へ向かう東又は南東の潮を上り、足摺岬へ向かう西又は南西の潮を下り、沖へ向かう南よりを沖又は出し、陸へ向かう北よりを山と呼びます。(海技上は潮流と風向の表現は逆です)
最も魚の食いが立つ潮が上り、次が下り、そして沖出し、良くないのが山潮と云われておりますが、最悪は全く流れない状態です。
最後の画像の大鯛は、ほぼ90センチ8キロ近くあり一昨年の4月に田ノ浦筏であげたものです、やり取りでは充分楽しめたのですが、味は流石に大味で水っぽく処理に困りました。
真鯛は2~3キロ位が、刺身にも煮つけでも最も美味いと云われますが、高知沖の魚は水温が高いためか瀬戸内や玄界灘で取れる物よりは、味に引け,劣るように感じます。
意外に旨いのが、初めの画像に写っているイサキの下になっている赤い魚でイラ(高知ではテス)食べずに捨てる人が居る位ですが、中華風に蒸して胡麻油と醤油タレを回しかけ、新生姜やミョウガの千切りと香草を添えると中華の逸品になります。(機会があれば、いずれ調理画像も紹介したいと思います)