この記事を読む前に、はちろくさんのブログに書かれた7.22の
公演のレポをお読みいただけると2倍楽しめます。

この日曜日、萌乃ちゃんがウェインディ役で出演する毎年夏恒例の
ミュージカル「ピーターパン」を観に有楽町東京国際フォ-ラムC
に出かけました。

この日の夕方の部が東京公演千秋楽になりますが、
その回のドリームチケット(妖精の粉がかかる1階席中央ブロック)
は既に売り切れていたため、午前開始の回にしました。
運よく通路側が縦に2列空いていためtoshiさんを
誘って現地で待ち合わせました。
ゆったんのミュージカWIZの経験から、
もし萌乃ちゃんに近づけるチャンスがあるとすれば
1階の通路側だと学習していたからです。
準備は完璧でした。

8時半に家を出て。、10時10分有楽町駅到着。
toshiさんは既に到着して会場入り口のいらしゃいました。

10時30分開場で、記者会見場でもらったうちわを見せて
おみやげ(小さな色鉛筆セット)と受け取り、待機ロビーに入ります。

客層はほとんどが親子連れで、夏の風物詩として定着していました。
入り口を入ると、萌乃ちゃん宛てに、「あん誰」、「萌乃ファン」
からの花束がありました。
エグザイルのTAKAHIROからダンサーの池田さん達に
送った花束ものもありました。

会場には着ぐるみのフック船長とピーターパンが子供たちと
写真を撮ったり、ゲーム(有料)をしたりして盛り上げていました。

入場してもすぐに席には行けず物販フロアーで足止めされます。
パンフや記念グッズを見ながら時間をつぶします。
気になっていたホリプロのムーサの日のパクリ企画のチケット販売開始が
10時からだったのを思い出しtoshiさんのPCから
アクセスしてもらましたが、回線が混んでいてつながりませんでした。
どうも、即完売したようです。

グッズは、上演中セットチェンジをかねた休憩が15分、20分と
2度ありましたので、その間にパンフと萌乃プレートを購入しました。

開始15分くらい前にエスカレータが解禁され席に向かいます。
1階の中央ブロック後ろから5列目の上手側通路です。
私の前がtoshiさんの席になります。

そしていよいよ舞台が始まります。
開始5分前に影アナで、最初はふうかちゃん、次に萌乃ちゃんが
アナウンスします。
「これから、みんなに会えるのを楽しみにしています。」
的なものでした。

そして2時間半の舞台の幕が開きます。

1幕は、子供達の寝室。最初から萌乃ちゃん登場です。
お母さんが捕獲したピーターパンの影を縫い付けてあげてネバーランド
に旅立つまでです。最後は萌乃ちゃんもフライングします。
結構、高い所まで吊るされていきました。
スモークがたかれ、雲の感じがでてなかなか爽快なフライングでした。
さすが、歴史にある舞台です。セットの造りがしっかりしています。

ここで、疑問がわきました。
妖精の粉はピーターパン役のふうかちゃんが巻くはずですが、
フライングは舞台に平行に飛ぶようワイヤーが配置されています。
どうやって客席に巻くのかわかりませんでした。
もしかして上からマリコ?もしくは反射衛星砲?

1部が終わって15分の休憩です。
子供の集中できる時間も計算に入れているような絶妙なタイミングです。
適度にギャグを交え退屈させない演出はさすがです。
本当によくできた舞台です。
萌乃ちゃんもよく馴染んでいてまったく違和感はありません。
AKBよりこちらを選んで正解だったように思えました。

2部はネバーランドが舞台です。
森の中にピーターたちの仲間やインディアン、
海賊が三つ巴で進んでゆきます。
この部では萌乃ちゃんの出番はそう多くありません。
しかし、ダイナミックなダンスが所狭しと展開され圧倒されました。
TAKAHIROが花を贈ったのはこの方達だったのです。
特にタイガー・リリー役の池田さんは見事でした。
いろいろあって萌乃ちゃんが捕まったところで2幕終了です。

20分の休憩時間のあと、海賊船のデッキ部のセットで3幕が始まります。
このセットもしっかりした造形でした。

ピーター、インディアン、海賊の格闘シ-ンでフック船長と決着がついた所で
全員で歌います。
そのとき一旦幕が降りて、船長とピーター除く全員が客席に下り、
歌いながら場内を走り回ります。

そう、ついにそのときがきたのです。
これがはちろくさんがハイタッチをもらった瞬間です。
チャンスはここです。
しかし、萌乃ちゃんは私たちの席はと違うルートを通って離れて行きます。
ああ、だめか。こっちには来ないんだ。
記者会見のときもらったうちわを左手の持って振りながら待機する作戦は
実を結ばないのか?
しかたないので(失礼)、そばを通過したおねぇ海賊役のおじさん達や、
ピーターの仲間役のお姉さん(?)とハイタッチして楽しみました。
そして、歌が終盤に近づいたとき、奇跡が起こったのです。

なんと後ろから我々の席側通路に萌乃ちゃんがやってきたのです。
少し距離がありますが、あわててうちわを持っていない右手を差し出します。
「萌乃ちゃん」と叫びます。
そして彼女の両手をみると
しっかりと「グー」でした。

「ああー。」私の頭上を彼女の左手が通り過ぎて行きます。
「終わった、なにもかも、、、。」
そう思った次の瞬間信じられないことが。

私の前の席にいるtoshiさんの左手に萌乃ちゃんのかわいい左手が
優しくタッチしたのです。
そのときの、うれし驚いたtoshiさんの顔を私は一生忘れることはないでしょう。
その瞬間からtoshiさんのテンションは一気にあがり最後まで興奮状態でした。

その後の舞台の様子はおぼろげながらにしか思い出せませんがたしか、
幕が開くと再び最初の子供部屋のシーンに戻っていました。
何年後かの結婚して子供がいる萌乃ちゃんとピ-ターが再会します。
そして、エンディングへと。
あれ?妖精の粉は?
最後の楽しみの妖精に粉がまだ降ってきません。

せめて、それだけでも記念にと思っているうちにグランドフィナーレになり、
一旦はけた出演者が次々に舞台に登場します。
ダンサーの方、海賊の方、子供達、母親役の元宝ジェンヌ渚さん、
そして萌乃ちゃん、フック船長、ふうかちゃん。
そして、ふうかちゃんが舞台から垂直方向に振れるワイヤーを
背中につけて、振り子のように客席に向かった舞い上がります。
そして、キラキラを輝く妖精の粉を蒔きながら3往復ほどフライしました。
しかし、我々の席には程遠く、粉はこちらまで届きませんでした。

今思えば、終わってから前の席に行っていれば粉の正体が
わかったかも知れませんが、あと少しでハイタッチできなかった
ショックが大きく、その場ではそこまで頭が回りませんでした。

興奮気味のtoshiさんと共に会場を後にしました。
久しぶりの銀座なのでこじゃれたお店で昼食をしながら、
今日締め切りの握手券最終販売の情報を確認して
まったりとした日曜の午後を過ごしました。

はちろくさんとは逆に10月にある萌乃ちゃんのお芝居には
多分行かないと思います。
当然、toshiさんは行かなければなりませんよね。