ファイブスター物語。マニアックな様なので少し紹介。


その前に。小生の頭は無駄な知識の泉なので世間一般の常識の境目が分かりませんのであしからず。


さて、ファイブスター物語(以下F.S.S.)は永野護の漫画です。月間ニュータイプに不定期連載中(2004年より別作品製作の為休載中)で、小生は中学生の頃から読んでますが、始まったのは1986年、なのに単行本はまだ12巻と言う超スローペースの作品です。


↓これ12巻表紙(表紙だけで制作期間は一ヶ月以上)
12巻

内容は基本SFですが、忍者や魔法使い、神様、人造人間、ロボット、ドラゴン…等など、何でも出てきます。永野曰く「おとぎ話」です。ちょくちょく改訂される舞台となる世界の年表があって、一応はそれに沿って話が進んでゆきます。作者がメカニック/キャラクター・デザインをしていた「重戦機エルガイム」の発展とも言える作品で、登場人物、モーターヘッド(MH)と呼ばれるロボットのデザインにも共通点が見られます。また、作者が多分野に亘るオタクなので、音楽、ファッション、戦車、映画、お菓子等などの細かいこだわりも見られます。


作品の魅力も沢山あります。まずは前回も紹介したMHのカッコよさ!メカの描写は非常に細かく、市かも動きを計算してデザインされています。MHは「騎士」と呼ばれる改造人間の末裔があやつるのですが、恐ろしく強く、他の兵器は殆ど無意味になっています。一対一の対決も、戦争時の集団戦も非常に惹きこまれます。


次に登場人物の多さ!主人公は一応「アマテラスの帝」という神様なんですが、各話毎に主役、主役級の人物が現れ、一人一人細かな設定がされてあります。服のデザインも趣味はあれど、非常に多岐に渡ってます。超科学が生み出した騎士や魔法使いの他にも、政治家や王族など皆魅力的なのですが、更に生体演算機であるファティマの存在がストーリーの根幹となっています。


単行本は12巻ですが、以上の内容は全てが詰め込まれているわけではなく、膨大な設定が表に出ないまま話は進んでいます。そのため、兵器や登場人物のデザイン集が設定資料集が別途作成されており、その数は単行本よりも多いくらいです。漫画だけでも十分面白いのですが、前述の年表、設定資料、エルガイムやZガンダムなど多作品の知識、インターネットなどから探す読者同士の噂、などが無いとついてゆけない為に、新たなファンを中々獲得できないそうです(笑)たぶんウィキペディアで調べても情報量が多すぎて初心者には辛いです。


MHやファティマのフィギュアも人気ですが、おもちゃ好きの小生も手が出せない深い世界です。


↓主役機ナイト・オブ・ゴールド
KOG


↓ファティマ ヒュートラン
ヒュートラン

フィギュアはカッコいいと思うのですが、ファティマのコスプレをする人たちは理解不能。人間と体型が違い過ぎて哀しくならないのだろうか?


長文になってしまいましたが、小生は単にカッコよくてカワイイので気に入っております。


(以下F.S.S.)って書いたけど、以下に出てこなかった(笑)