P.S.衣類あまってます 「換気扇の下で」 -18ページ目

P.S.衣類あまってます 「換気扇の下で」

ブログの説明を入力します。



満開の梅の香が漂う

今年の春彼岸。

うちのお墓も実家のお墓も

山の上にあるので

今朝は顔を洗う前に

スニーカーの紐をキュッ。




木枯らしの中で芽を出す水仙を横目に

「お早うごぜんすう」

すれ違う山道

誰よりも大きな声で挨拶する倅。

サッカーやらせて良かったと思う瞬間。

「しほさんおすぱらぐ(お久しぶり)」

主人よりも部落に顔が広くなった私。

お墓掃除14年は伊達じゃありんせん。




今年はチューリップを持って

六代目が小学校を無事に卒業した事を

ご先祖様へご報告。

おじいやん、おばあやん、

コウスケが中学生になるよ

また見守ってちょうだいね。

どんぐりの絨毯の上

家族5人と1匹

手を合わせました。




小さかった頃の倅は

お供えの菓子よりも

どんぐり拾いに夢中だったものでした。

春彼岸はポケットに要注意

パンパンに膨れた倅のズボンのポケットから

どんぐりを掻き出してから洗濯機へ放る墓参りの夜分

「どんぐりはご先祖様からの細やかなお土産」

ばあちゃんがそう教えてくれた

遠い日。




じいちゃんよりも、ばあちゃんもよりも、

目線が高くなった倅は

今や立派な水汲み要員。

帰り道では

私の背中にどんぐりを投げつけて

ケタケタ笑う始末。

大きくなりました

憎たらしいぐらいに。




肌寒くも清々しく

穏やかだった今日。

弟にお嫁さんが来てくれたので

私も今年からは

実家の彼岸を気にしなくてもよくなりました。




真田丸がはじまる前にと

お風呂に入った倅の洗濯物

なんとなくポケットを見たら




{89A24511-C843-4E97-AE98-EFB8A520F222}




おや、六代目。

まだまだ可愛いのかもしれない。















音読の度に私の薀蓄を黙って聞いてくれたね。




私が涙を堪えている時には

我慢するなと言わんばかりに黙ってティッシュを渡してくれたね。




私が自己顕示欲の塊になるとタイミングよく熱が出たね。




学校でのことを話さなくなったあなたにキレたら

「ただの反抗期だから心配するな。」と諭してくれたね。




3学期に入ってから2度の点滴

姿形はパパそっくりなのに体質や気の弱さは私にそっくり

丈夫に産んでやれなくてごめんね。




素が謙虚と無縁な私のせいで

恥ずかしい思いをしたこともあったでしょう。




泣いたり笑ったりイライラしたり

短気なくせに周りには鈍感で

感情が目紛しい私と

暮らすのは大変だったでしょう。




それでも「あきらめてるよ。退屈しないから楽しいよ。」と言ってくれる。




いつも私を励まし

気遣い笑わせてくれる

私と共に生きてくれる

私を母親にしてくれた倅へ




卒業おめでとう!





{D3D113B0-DE61-4D7D-8F9E-45CEC5A41E4D}




これからは

普段の靴下も洗濯機へ直接入れずに

漂白の洗面器に入れてねクサイから。



小学校で被災した生徒は

倅達で最後になりました。




あの日 

一年生だった倅達

あの時 

どんどんひび割れていく校庭で

泣いて怯えていた子供達と

体より大きなランドセルを背負って

走って走って走って走った子供達は

もう小学校からいなくなります。




{C9E0BEC1-A1CF-4C6B-A27E-2A1D7F8DA5E0}




{C6015268-90AD-435D-900C-011A48942640}



ストーカーだな…やめねば…

{66D40FF1-83EA-4115-BEEA-546C7D80D8B5}




じぃじに買ってもらった

ランドセル

あんなに小さかったっけ?

じぃじもばぁばも

小さくなりましたが

お蔭様で元気に暮らしています。

私も主人も

忙しなく働けています。




ランドセルを見送るのも

今日で最後です。




いってらっしゃい。

気をつけてね。




今日は休みをとりました。

元気に倅が帰って来るのを

彼の大好きなもやし炒めを作って

ここで待ちます。












君を待つ間に

読んだよ。