20200523
知り合いの局が衛星通信も結構やっておられるということで
久しぶりにRS-44(DOSAAF-85)にトライしてみました。
IC-9700があるのでこのセットで・・・
衛星通信のイメージは・・・
↑FO-29衛星の場合は、145MHz帯で送信すると、衛星が受信して
435MHz帯の信号に変換して送信されます。
地上では、145MHz帯で送信しながら、435MHz帯で受信して
ループテストができます。
このイメージで他局と交信ができます。
RS-44も同じく145MHz帯の送信で、受信は435MHz帯ですね。
逆のものや、29MHz帯・1200MHz帯などを使用する仕様のものも
衛星によりあります。
RS-44の諸元は・・・
この衛星は打ち上げ後の分離に失敗したらしく、最近では珍しい
中高度の楕円軌道になっており、アマチュア無線家には嬉しい誤算です。
1180Km~1516Kmと結構高軌道なので遠距離通信も可能です。
低軌道衛星は300Km前後ですからね・・・
詳細はWebで調べてみてください。
殴り書きしたものも写しちゃいますと・・・
逆シフトですので、例えば145.975でアップリンクすると
435.630で受信可能となります。
ただしドップラー効果で、衛星が近づくときは周波数が高くなり
離れていくときは低くなりますので、計算通りにはいきません。
CWモードは良いですが、SSBはLSBでアップすると、
USBでダウンされてきます。要注意ですよ。
ビーコンが435.605MHzなので・・・これは聴いてる所
N2YO.comに飛ぶと・・・こんな感じの情報も見られます
現在の衛星の位置情報が出るので、交信可能領域などが
わかりますね。
昔々は良く衛星通信もやっていたのですが、最近の低軌道衛星は
短時間しかできず、方向の変化も激しくて忙しいので
やっていませんでした。
久々にときめく衛星が偶然誕生したのでは・・・(*^▽^*)
アンテナに少しゲインがあるものが必要ですが、そう難しくはないと
思われますので、皆さんもチャレンジされてみてはいかがでしょう♪
ではでは・・・簡単ですが・・・
お空でもお会いしましょう