hamitellsのブログ

hamitellsのブログ

ブログの説明を入力します。

東京都知事選、面白くなかったですね~。

小池に、はまって、サア大変♪
どころか、
小池が大池になって…
大池に、はまって、ドッピンシャン♫
になるのでは???

30年前に大前さんを都知事にしていたら…

都知事選のたびに思います。
 
 
以下は「大前研一 ニュースの視点Blog」より

 

▼東京都知事選 小池百合子氏が3選
政策論争がない選挙が当たり前になってはいけない

東京都知事選の投開票が7日行われ、現職の小池百合子氏が3選を果たしました。ちょうどこの番組の放送中に投開票が行われ、番組が終わる頃には早くも小池氏の当選確実が報じられました。小池氏圧勝となりましたが、何が争点だったのかが不明瞭で、少し退屈な選挙だったと感じました。

かつて「2位じゃ駄目ですか」と発言した蓮舫氏は、その言葉どおりに3位で結構じゃないですかという結果となりました(笑) 2位になった石丸氏はネット選挙の手法を活用して注目を集めましたが、その後の討論で性格に問題があると批判され、石丸氏は旋風とバッシングの両方を受けることとなりました。三菱UFJ在籍時には為替トレーダーとして知識も豊富で人に教える能力に優れていたことから、元上司として石丸氏を見ていた人にとっては、そんなに悪い人ではなかったという情報もあります。

私も1995年に都知事選に出馬した経験がありますが、当時は『いじわるばあさん』を演じたことで知られる青島幸男氏が圧勝しました。私はそのときの選挙戦でプロジェクションテレビを搭載したトラックで自身の政策を訴えましたが、集まった人々は話を聞いてくれるものの、マスコミも都民も私の政策には関心を示しませんでした。青島氏は選挙期間中、スポーツ紙の記者を自宅に招き、ビールとおつまみを提供しながら「ちゃぶ台をひっくり返す」などのサービストークだけで支持を集めました。つまり真面目に考えらえた政策ではなく、勢いが勝利の鍵だったのです。過去に選ばれた都知事には湯河原で温泉に浸るだけの人や、石原慎太郎氏は週に2回、2時間程度しか都庁に姿を見せないなど、知名度だけのろくでもない人物がいたものです。

文藝春秋社から出版した『大前研一敗戦記』で、このときのいきさつを書いていますが、私自身は政策論争が評価されない現実を目の当たりにし、すがすがしい気持ちでさよならできたことは逆によかったのかもしれません。マッキンゼー時代から日本を良くしたい、私にはそれができるという思いから知事選に挑戦しましたが、結果的には未練なく足を洗うことができたのは良い経験でした。もう30年も前の話です。