食べ物編の最後はインドネシア料理で最もポピュラーな「ナシ・チャンプル」を中心にご紹介します。
昨年「バリ島旅行2013-食べ物編⑤・番外編(最終回)」でご紹介した2店舗にも行ってきました。
まずは、オーナーと長年のお付き合いのあるお店から。
Legian Snack/レギアン・スナック
これは「タミゴレン」
「ミゴレン」(インドネシアの焼きそば)を食べたことのある方は多いはず。

語頭に「タ」が付く「タミゴレン」は、麺を一度揚げている揚げ焼きそばになります。
昨年のブログにも書きましたが、この店はおしゃれではないけれど、安くておいしいお店。
リピーターの欧米人たちにも人気の店で、食事時はいつも混んでいます。
私が半年間滞在していた時、一日一度は利用していました。その頃よく食べていた懐かしい味です。
オーナー夫婦はとても勤勉で親切で優しく、その後も訪れる度に必ず会いに行きます。


クロボガンにプール付きの家を建てたらしく、「今度は家に泊りなさい。」と勧めてくれました。
派手に設備投資をして人気を集めたり、通り一遍のお店にするのではなく、値段も安いまま
まじめにおいしく作り続けることだけでリピーター達の人気を不動のものにしたお店。
そうやって大好きなお二人が素敵なお家を建てたなどと聞くと、本当に喜ばしいかぎりです。
いつまでも元気にお店を続けてほしいです。

Warung Ocha/ワルン・オチャ
現地の人が最もよく食べるのが、ご飯の上に数種のおかずをのせた「ナシ・チャンプル」スタイル。
そんなナシ・チャンプルを外国人にも食べやすい形で提供しているのが、ここワルン・オチャ。
暑いこの国の家庭では、朝早くにお米を炊き(正確には茹で蒸す)、数種のおかずを作り置きます。
家族それぞれが好きな時間に、ご飯におかずを乗せて食事を摂ります。全員そろって食事をする
という習慣はあまりありません。

ナシ・チャンプル屋は数種のおかずを用意して、客はその中から好きなものを注文します。
ただ、大皿に作り置きしたおかずが並べられているという形式は、熱いバリ島ではハエがたかって
しまう光景を目にすることもあって、敬遠してしまう…というのが正直なところでした。
でも、ここは綺麗な店構え、衛生的なケース内での管理で、安心して求めやすくなりました。
昔からあるナシ・チャンプル屋より割高になりますが、衛生面や種類の多さで仕方ない範囲です。

人気店なので、内装もどんどん綺麗になって、客層もオシャレに敏感な欧米人が多い店。
欧米人と知り合いになりたい現地の女の子たちが濃いめのお化粧に
タイトな服でよく現れるのでここは本当にナシ・チャンプル屋か
とビックリ
することもしばしば…。


↓ここからはブログで初めて紹介するお店です。
Warung Indonesia/ワルン・インドネシア
こちらは上のワルン・オチャと比べると店の造りも値段も圧倒的に安い庶民的なお店。

なので旅行者たちにも人気だが、現地の人たちにもとても人気で、いつ行っても混んでいる。
人気の秘密は圧巻のおかずの種類の多さと、おいしさ。そして分かりづらかった会計も
頼んだおかずによって金額のカードを渡してくれる明朗会計で旅行者にも理解しやすい。
この時間はお昼はとっくに過ぎて夕飯にはまだ早い変な時間帯でしたが、店内で食事をする人、
持ち帰りの人がひっきりなしに訪れていました。


懸念されるハエ問題も、いつも混んでいて回転が速いので、ハエがたかるスキはありません。
私の感想は、上のワルン・オチャの味付けより、ここワルン・インドネシアの味付けの方が
本当のインドネシア料理で、おいしいと思います。
ナシ・チャンプルは言葉ができない人でも指差し注文ができるので便利な食事だと思いますよ。
ぜひ、チャレンジしてみてね。

お肉、お魚、タフ(厚揚げのような豆腐)、テンペ(大豆の発酵食品)などを使ったおかず


左の四角い容器に入ったものは2種類のカレー。他は野菜中心のおかず


魚や鶏肉の唐揚げ。手前列の真ん中の皿は、奥2列がタフで、手前の少し薄いのがテンペです。


カゴのお皿に油紙と殺菌作用のあるバナナの葉を乗せ、その上に盛りつけてくれます。
選んだおかずによって見た目もこんなに違います。
左のお皿、時計でいう1時の方向にある赤いソースはサンバル。にんにく、生の唐辛子、
エシャレットなどで作られるインドネシアで最もポピュラーな香辛料です。外国人には
たいがい、要るか、要らないか聞いてくれます。



インドネシアの人はご飯(米)をたくさん食べます。だからこんなにドーンと
白米が
日本のお米と違い、汁気をあまり吸わない粘りのないお米なので食べられちゃうという人もいますが
私は、あまりお米自体は食べないので、この1/4…いや、1/6で十分だわ。



カゴ皿と油紙の間に挟まれた黄色い名刺大のものが金額のカード。これを持ってお会計します。

Warung Yogya/ワルン・ジョグジャ
ここは30人も入ればいっぱいになってしまう程度の小さなお店。それでも昔から人気のお店で
特に「アヤム・ゴレン(鶏の唐揚げ)」が人気メニュー。
ここであえて「ナシ・チャンプル」を注文してみた。この店は、おかずは選べず、お任せです。
裂いた状態の味付けされた鶏肉と、タフ(厚揚げのような豆腐)、テンペ(大豆の発酵食品)、
薄味の野菜と茹で卵、サンバルと、ごくごくシンプルなナシ・チャンプルが出てきました。
それに豚肉と大根、インゲンをよく煮込んだスープが付いてきました。
この店もおかずは完全に閉まるガラスケースに入れられ、店内やテーブルもとても綺麗に
掃除が行き届いていて衛生的です。
テンペは日本の納豆のように大豆を発酵させた体にとてもいい食品で「マクロビオティック」を
実践している人たちはわざわざ買い求めるような完全食品です。納豆と違って、においやクセは
ありませんが、水分のない大豆をギュっと合わせて固めたようなもので、ぼそぼそとした食感。
ちょうど精進料理の大豆肉のような味気ない感じで、万人においしいと薦められるものでは
ありませんが、食べ付けると、よく噛んで素材の味を楽しめ、これが大好きという人もいます。
無調整の豆乳を初めて飲んだ時「なんじゃこりゃ~!
」と思いましたが、慣れると大豆の甘みが分かるようになる…みたいな感じかな?とってもヘルシーなセットでした。
ちなみに「マクロビオティック」を実践している有名人はこちら

左のお皿、上の方に2つ斜めに並んでいるのがテンペ
日本でも「テンペ」として売られています。

裂かれた鶏肉が、さきいかみたい


豚肉と大根とインゲンをよく煮込んだスープ

Taman Bamboo/タマン・バンブー
上の2軒目でご紹介したワルン・オチャの角を細い路地、プラワ通りに入って約20mにある店。
ここもナシ・チャンプルのおかずか綺麗にガラスケースに入っていて安心の店。
値段も安くてどれもおいしく、店内も綺麗で居心地がいいです。
最近インドネシア料理を外国人向けに提供するお店がすごく増えたように思います。
昨年「バリ島旅行2013-食べ物編⑤・番外編(最終回)」でご紹介した「ワルン・コピ」はおいしくて
人気でしたが、店内はさほど綺麗な造りではありませんでしたが、今回全面改装の工事中。
ワルン・コピはセミニャックのビンタン・スーパーマーケットの目の前という絶好の位置にある
ので、綺麗に改装して、来年には人気をさらに集め、ここともライバル店になることでしょう。
(以下2点 Photo by:POURSQUARE)


(Photo by:Check in Bali)

(以下2点 Photo by:POURSQUARE)


(Photo by:Check in Bali)

(Photo by:POURSQUARE)

Corner House Bali/コーナー・ハウス・バリ
セミニャックはオベロイ通りにある、以前「コーナー・カフェ」というお店が無くなっちゃった…
と思ってよく見たら「コーナー・ハウス」と名前を変え、立派に改装して営業を続けていました。
静かでちょっと写真を撮りづらい状況だったので、写真がこれだけでごめんなさい。


以前の「コーナー・カフェ」だったころの様子 (Photo by:H Paper Online)

現在の外観 (Photo by:Corner House/Facebook)

明るい昼間の店内 (Photo by:Jakarta 100 bars)



落ち着いた夜の店内とテラス席 (Photo by:Garuda Olient Holidays)



賑わいだした夜の店内 (Photo by:Corner House/Facebook)


以前の「コーナー・カフェ」だったころは本当にカフェとして利用していましたが、
今はディナー・メニューも充実しているようです。
日本でも朝早くからオープンしているカフェが人気を集めていますが、ここもそうで、話題の
エッグ・べネティクトなどもあるので、次に来たときはホテルの朝食をすっぽかして、ここに
食べに来てみようかな?
(上の2点 Photo by:Corner House/Facebook)


(下の2点 Photo by:Garuda Olient Holidays)


長々と読んでくれてありがとう。バリ島編はもうちょっと続くよ

See ya

チラッ