自分のオーガズムだけが目的の性欲サンドバッグとしてパートナーとの触れ合いに我慢や苦痛を強いる人間が気持ち悪い。 

自分の性癖や性欲を優先することがセックスだとでも? 


動物じみた生殖本能で他人の身体を使う非情緒的な人間が遥かに多いように感じる。人それぞれどの部分、どんな触れ方、どんなシチュエーションで感じるか千差万別。

 おざなりな触れ方やオーガズムを急くだけの早急な繋がりしか出来ない人間は、他人やパートナーの肌に触れる許可すら取らない。 


 どんなに長期的な関係性であろうと、信頼関係が築かれようと、相手の気分やコンディション、触れても良いかの許可を取るだけの余裕は常に持っていないと魅力的じゃない。


 固く考え過ぎているとも思わない。貞操観念が高い人間は、その他の考え方の基盤も相手と自分の責任やパーソナルスペースを上手に別けて考えられるから安心する。 

 私は特別大事な友人やパートナーには、自身もそう接していきたいし、何が何でもそうする。それが人としてたおやかな美しい尊ぶべき関係性だから。




 でも、実際の繕われていく関係性で発生する感情は生々しくて、私には堪え難い。 

 私は自分の性癖が偏った強い刺激性のあるものだと自覚があるので、相手との営みでは相手の身体と心を気持ちよくさせることに努めます。

 その際、相手に私の身体には触れさせません。

 気持ち悪いから。相手が気持ちよくオーガズムに達してくれるだけで満足です。 


パートナーとのセックスは、私の性欲を優先させるコミュニケーションという認識ではないからです。だからつらいものに変わっていきます。 

打ち明けても、それはただの勘違いだの、“普通”に慣れたらそれが気持ちよくなるだの、私の過去も性癖も何もかも知ろうともせず、自分だけの性欲を発散させるために膣を血だらけにしてきた相手に過去にそう言われました。 

私の普通はあなたの普通でないのは当たり前なのに。 


 パートナーと思っていたのは私だけでした。 

その人は既婚者で何人も他にセフレが居ました。

だから私が正式に誰かと付き合ったことはありません。

仕事で幾多の男性の相手をしようが、私は自分の身体を一切触らせずに事を終えるよう努めます。相手にオーガズムを与える技量だけ磨かれ、一切使わない膣の貞操をずっと守ることだけが私に残された虚ろな貞操観念です。

 自分にしか価値のない風が吹けば飛ぶような貞操。 


私は丁寧に膣をほぐされたことも、気持ちよくさせたいと優しく伺われながら触られたこともありません。

そのパートナーだと思っていた人以外に、身を任せたこともありませんが。 

ベッドで主導権を相手に握らせることは、自分より身体の仕組みや安全性を考慮できる相手だとしてもかなり難しいです。 

身体を触らせる気持ち悪さから、理想のお父様像以外に身を委ねることは一切出来ないんです。


だから身体に触られることが、とてもハードルが高いことに自然となっていきました。

膣を傷付けられて痛かった思い出しかないし、自分で選んだ仕事とはいえ好きでもない相手の性欲を高める気持ち悪さが日常というのも相まって。


性癖は複雑な気持ちを混ぜない方が、シンプルに快感を得られる回路のままで良い。 

オーガズムに達しやすいか、気持ち良く感じるかと言った点では。 


私は私が認める父性あるお父様に心を許せたなら、まずはベッドで本を読んで貰いたいです。G・E・ムーア辺りの。

私がお父様にある疑問を投げかけても、成熟した大人としての考え方を聞かせて欲しいです。私はその考え方を聞いて、お父様が本当に人として成熟した人間であるならば、そのお父様の言葉で私の未成熟な部分が熱を帯びていく気がするから。 身近な人に心の在り方を学べるのは、どんな物よりも高い価値があります。 


そして一緒に眠りたいです、一緒のベッドで。 

私が子供で在りたい時は、私に対する性欲を感じさせないお父様が良い。 

でも私が性悪で高飛車なプッシー、高圧的で攻撃的な気分の時は支配と暴力性、圧迫感めいた畏怖の父性で性欲を滲ませた視線をください。 

私はお父様の機嫌を伺ったりしません。 

子供が親の機嫌を取るものでもありませんし。

ただお父様に茶々を入れて、それに対してどう思ってどんな対応をするのかはお父様足り得る部分にお任せします。 

 私の性欲を擽らない対応であれば、私は正直に乗り気に成れないことを伝えます。 

お父様に抱かれたくて未熟な膣奥に熱が灯る場合は、はしたない売女になってお父様のものを口に頬張って全て吸い付くすでしょう。


zikyazofa@instmail.uk 


幻想のお父様が私に連絡を来れることはない。

でもいつまでも、死ぬまで現れなくても私は自分の心のたおやかさのために求め続けます。

子供だった頃の自分が欲しくて堪らなかった存在を。